介護実習Ⅰ報告会:学生たちの成長を共有
25.01.23
2024年12月、介護福祉コース2年生は、夏休み期間に行った初めての介護実習について報告会を行いました。
介護実習Ⅰでは、実習先として通所介護(デイサービス)、訪問介護、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の3つの現場を経験しました。
学生たちは約3ヶ月にわたって実習を振り返り、発表の準備に取り組みました。報告会には実習施設の指導者の方々も参加され、学生たちの発表は非常に充実したものとなりました。

発表を行った2年生は、利用者とのコミュニケーションやケアの方法について、実習を通じて得た気づきや学びをしっかり伝えることができました。
例えば、Aさんは利用者との会話が続くように会話の糸口を常に準備しておく重要性に気づいたと話していました。また、Bさんはレクリエーション活動やスタッフとの協力を通じて、介護の仕事にやりがいを感じたことを報告していました。さらに、Cさんは訪問介護の現場で、生活空間に合わせたケアの大切さに気づいたことをシェアしてくれました。
質疑応答では、学生たちは自身の言葉で学びや感じたことを表現し、参加者からも多くの質問が寄せられました。
特に1年生からは来年の実習に向けた質問や感想が多く聞かれ、2年生の報告が後輩(1年生)にも良い影響を与え、モチベーションを高めるきっかけとなったことが感じられました。

今回の報告会は、学生たちが実習を通じて大きく成長した様子を感じることができ、今後の学びへとつながる貴重な時間となりました。
今後の実習では、今回の学びを生かし、さらなる成長を遂げてくれることを期待しています。
ブログをお読みいただき、ありがとうございました。今回の投稿は、科目「介護総合演習Ⅱ」担当 佐藤がお届けしました。