心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

看護(臨床)実習の巡回指導にて

24.02.04

みなさん こんにちは。社会福祉学科の湯原です。

現在養護教諭コース3年生は看護(臨床)実習として、医療機関にて実習をさせていただいています。先日巡回指導に行かせていただいた病院では、オリエンテーションとして学生と一緒に院内の説明を受けました。その際に「レスパイトケア」についてもご指導をいただきました。

「レスパイトケア」の対象となるのは、医療的ケア児とそのご家族です。レスパイトケアの主な目的は、在宅にてお子さんをケアする保護者の休息時間を少しでも設けること。保護者のケアを行うことで在宅介護を無理なく続けやすくすることです。医療的ケア児自身に満足のいくケアをすることや家族(特に母親)の休養、受診、外出、就労など QOLの支援をすることが求められています。

一時的な預かりであっても、ケア児が安心して院内で過ごせるように、またご家族が安心してお子さんと離れることができるように様々な工夫や配慮がありました。

学生は、健康障害のレベルに応じた看護過程を観察し、看護師がどのように接しているのかを学び、養護教諭として、健康障害のある子どもや家族の気持ちに寄り添うための姿勢や考え方、具体的な方法を学ぶことができたのではないかと思います。

看護(臨床)実習だからこそ学べることばかりです。コロナやインフルエンザの影響がある中で、医療機関で実習できることに感謝しながら、引き続き頑張ってほしいと思います。

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