心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

それぞれの目標に向かって!

24.01.04

 新しい年を迎え、「今年はこんなことにチャレンジしよう」「こんなことをしてみたい」と気持ちを新たにする人や目標を設定する人も多いことでしょう。

 小学校に勤務していた頃の話ですが、3学期が始まると早々に『書初め』の時間がありました。1年生から6年生のすべてのクラスで、広い廊下の床に大きな用紙を広げて、各々に今年の目標を書きます。「健康」「笑顔」「思いやり」などの言葉が並びます。また「読書100冊」「二重飛び50回」「地区大会優勝」など具体的な目標を書く子どももいます。高学年になると「人のために」「前向きに」「継続力」「努力あるのみ」などと書く子どもも出てきます。『書初め』は教室の廊下側に掲示されます。抱負や決意を書き、飾って目に触れるようにし、繰り返し読み返すことが行動化につながるのだと思います。またお互いの思いや考えを知り、応援したり励まし合ったりすることもできるでしょうか。

 大人になると『書初め』の機会はなくなるかもしれませんが、自分の目標を、自分にも他者にも見える化することが、達成の一歩かもしれませんね。手帳に書くのもよし、友達に語るのもよし、目標を意識しているとこれまでより少し挑戦的に日々を過ごせるのではないかと思います。

それぞれの目標や夢、新たな道に向かって、頑張りましょう!  (文責:湯原)

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