介護福祉コース授業紹介―食事の介護 Part2―
23.11.26
聖徳大学社会福祉学科のブログにお越しいただき、ありがとうございます。
今回は、介護福祉コース1年生が「生活支援技術Ⅳ」で学ぶ「食事の介護」の授業を紹介します。
要介護者に対する食事支援の技術を修得するために、学生は介護実践(演習)を行う前に、介護を必要とする利用者への食事支援の在り方や留意点、様々な食事形態があることを学びます。
今回紹介する授業では、増粘剤(トロミ剤)を使用した水分摂取について、体験を通して学びました。
増粘剤(トロミ剤)を使用して、液体(お茶、汁物など)や口の中でまとまりにくい食品に添加して粘度をつけることにより、まとめて飲み込むことができるようになります。
増粘剤(トロミ剤)を使うことで、嚥下障害のある人は安全に食事ができるようになります。
ただし、演習を通して学生は、飲み物の味や食感、喉越しが変化することを実感できたようです。
トロミは強くつければ良いというものではありません。“ゆるい”トロミでも喉をゆっくりと通過するため、誤嚥のリスクをさげる効果が期待できます。
利用者にとって、安全かつ美味しい食事ができるよう、今後の授業で適切な技術を身につけていきましょう。
ブログをお読みいただき、ありがとうございました。今回の投稿は、佐藤がお届けしました。