令和5年度の養護（臨地）実習がスタートしました。約4週間の養護実習は今年度から３年秋学期に変更され、８月末から12月初旬まで34名がそれぞれに学校現場で教育活動に参加します。

養護実習は養護教諭一種免許状を取得するために必須の科目です。学校における教育活動に参加し体験することで、１・2年生の大学での学びと実際の教育活動との統合をはかります。また養護教諭としての適性や課題を見出すことも重要な目的です。

養護実習では、学校の様々な立場の先生方から講話をいただいたり、養護教諭の児童生徒対応や教職員・保護者連携等を観察させていただきながら、学生という立場から教職員の一員である養護教諭の立場に視点を移行していきます。少しずつ、養護教諭の日常の活動に補助的な立場で参加させていただき、実習後半には指導教員の指導をいただきながら、1日保健室を任されたり、教室に行って授業をさせていただいたりします。

学生一人一人が自分にとっての理想の養護教諭像を描くことができる充実した実習になるとよいなと思います。養護実習の様子は随時お知らせしていきたいと思います。（文責　湯原）