心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

学び続けること

23.08.18

こんにちは☀養護教諭コースの進藤です。私は、昨年聖徳大学に着任しました。その前は、養護教諭として20年ほど働いていました。その間、中学校や高等学校など数校に勤務しましたが、ある学校の離任式でこんな話をしたことがあります。

「ある先生が、前の学校で同僚だった養護教諭を『養護教諭が◯◯さんで良かったと思っていた』と言っているのを聞いた時、心に響きました。“保健室があって良かった”、“養護教諭がいて良かった”ではなく、『養護教諭があなたで良かった』と言ってもらえる養護教諭がいるんだ!って。それ以来、私もそうなりたいと思って、努力してきました。皆も、誰かにとって『あなたがいてくれて良かった』と言ってもらえる人になってください。」

教育基本法9条では「学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。」とされています。子供の命を預かるという立場から、養護教諭は日々知識や技術を維持向上するために、学び続けなくてはいけません。教員になってからが勝負!なのです。

高校生の皆さんは大学合格が、大学生の皆さんは教員採用試験合格がゴールに見えるかもしれません。しかし、それはやっとスタート地点に立ったにすぎないのです。そこから先、いかに頑張ることができるか?それが、学校で子供達の安心・安全を守ることにつながります。

明後日、社会福祉学科では卒後研修が行われます。久しぶりに会う卒業生は、きっと現場で様々な経験をして、頼もしく成長していることでしょう。時には困難なこともあったかもしれません。それを乗り越えるために、今でも学び続けているでしょうか?

いつか、唯一無二の、キラリ✨と光る対人援助職になれることを祈って、皆さんを応援し続けたいと思います!!

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