心理・福祉学部 社会福祉学科

【第二回】毒蝮三太夫先生の授業!

21.11.01

皆さん、こんにちは。
助手の武田です。
ここのところ毎週のようにブログにお邪魔しています。

さて、タイトルにありますように、10月25日の3限に、毒蝮先生の特別講義が行われました。
毒蝮先生の授業の中心となるテーマは【介護】ですが、それだけでなく、今を生きる高齢者がどのような思いで生きているのか何を必要としているのか・・・についても、ご自身の経験をもとにお話ししてくださいました。

今回は、前回に引き続き第二次世界大戦時のお話から始まりました。
ジョー・オダネルさんが撮影した、「焼き場に立つ少年」(※朝日新聞デジタルに移動します)の写真について、お話しいただきました。この写真は、ひとりの少年が、弟か妹と思われる幼い子どもを背負い、長崎の焼き場に立っている姿を撮影したものです。
彼が背負う子どもは原子爆弾による被ばくですでに亡くなっており、少年は、その子を火葬する順番を待っているのだそうです。
涙を見せることなく下唇をかみしめた少年の姿に、戦争の悲惨さを語る毒蝮先生でした。

 

後半は【高齢者と関わるときの3つのK】【高齢者を脅かす3つのK】についてお話しいただきました。
【高齢者と関わるときの3つのK(かける)】
①笑顔で話し【かける】。誰だってむすっとした顔で話しかけられるより、笑顔で話しかけられた方が安心できますし、うれしいですよね。
②肩に手を【かける】。距離が近い分、高齢者も自分も、自然と親近感がわきます。
③気に【かける】。自分の周囲の高齢者の方、最近姿が見えなかったりしませんか? それでなくとも、交通機関や街中で困っている様子の高齢者の方がいるかもしれません。
の3つ。
上記2つはコロナ禍の現状難しいかもしれませんが、③は今すぐにでも実践可能ですね。
大切なのは、無理して見ようとすることではなく、いつもよりちょっと気にして見ることです。
では、【高齢者を脅かす3つのK】とは何でしょうか。
①【健康】。健康は財産といいます。免疫が落ちたり骨粗しょう症になったりと、年を重ねるとリスクが増えていきますね。
②【経済】。毒蝮先生も出演している映画「老後の資金がありません!」も先週土曜日から上映されていますし、これは言わずもがなでしょう。
③【孤独】。こちらも近年、孤独死がTV番組で取り上げられています。もしかしたら小・中学校の「総合的な学習の時間」などで取り上げられているかもしれませんので、テレビを見ない世代でもご存知かと思います。この場合の孤独とは、孤独死だけでなく、むしろ生活においての社会的・経済的な孤独の方が意味合いとしては強いように思いますが、それはさて置き。どちらにしても社会における大きな課題です。しかし、この3つの中で唯一、地域社会に生きる誰もがこの問題を改善するために取り組むことができます。健康や経済に対する支援には専門知識が必要な場合も多々ありますが、孤独への対応としては挨拶や声かけをしたり、たまにゆっくりお話をすることで改善されていきます。

さて、長々と話して(というか書いて)しまいましたが、今週も学生にとって、専門的な知識を深める機会に加え、【地域に生活する一人としてできること】のヒントを貰える、そんな授業でした。
次回の授業は少し間が空いて11月の15日(月)です。間に聖徳祭もありますね。
ではまた次のブログ記事にてお会いしましょう。
社会福祉学科の武田でした。

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