心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

あの動画ができるまで【先生小話】

21.08.27

お久しぶりです。芦田です。
はやいもので8月も終わりに近づいています。
今年の8月はさまざまなニュースがありました。 まずは東京五輪開催。日本代表選手の活躍はすごかったですね。
メダル獲得数は国別で3位、日本の五輪の歴史で考えると史上最多とのこと。 暗いニュースが多かったお茶の間に、毎日明るい話題が上がった2週間でした。
次はパラリンピックですね!どんなドラマが待っているのか楽しみです。
暗いニュースは、やはり新型コロナウイルスでしょうか。 感染者数が日々増加していますね。
3桁か、200人越えか、と速報を聞いていたのにあっという間に4桁を突破してしまいました。
収束までまだまだ時間がかかりそうです。 皆さんも無理せず体調に気をつけて、感染しないよう対策をとりながら生活してくださいね。
感染拡大防止策として、不要不急の外出自粛があります。 その時みなさんはどのように過ごされていますか?
私は大抵YouTubeを観て生活しています。
そうそう、YouTubeと言えば、先日学科ブログに投稿されていました向井先生の動画ご覧いただけましたでしょうか?
(まだの方はこちらからどうぞ!)
芦田はそのお手伝いさせていただいたのですが、今回はその時のちょっとした小話を聞い ていただきたいなと思います。

8/9(月)、OCが終わった後のこと。
「すみません…今お時間いいですか?」
声の主は向井先生でした。
「急に創作意欲がわいたので動画の撮影をお願いしたいんですけど、」
私はあまり写真に自信がないのですが、特に急ぎの仕事がなかったのでこれ受けることに。
「ありがとうございます。では 16時頃に□□教室で行いたいのでよろしくお願いします。」
必要なものは先生の方でご用意しているとのことだったので、連絡用のスマホだけ持ち、指定の教室に向かいました。
「先生、何をどう撮ったらいいですか?」
準備中、向井先生にそうお尋ねしたところ、
「最初のタイトルのところはカメラ位置固定で撮って、内容に入ったらいろんな角度から撮ってもらいたくて…」
ふむふむ。最初は定点カメラって感じだから技術とかはあんまり必要ないな。いろんな角度…?となるとカメラ撮りながら移動するとか?
それとも何回かに分けて撮影…。もし一気に撮るなら2カメ、3カメが必要だから、他の助手の手を借りることも考えよう。
と、ここまではこんなことを考えながら先生の言葉に相槌を打っていました。
「それで、最後なんですけど」
「はい」
「飛ぼうかなって思ってます。」
…ん??
「あの、先生?今なんて????」
「あ、最後は飛びたいんです」
聞き間違いじゃなかった。
飛ぶって言ってた。
「飛ぶ!?」

この撮影、事前打ち合わせがあったり、前々から計画して今日撮影!というわけではなかったので、個人的にインパクトがありすぎました。
飛ぶ…飛ぶ…!?どうやって飛んでもらおう!!?
そもそもカメラ初心者で動画に指が写ってしまうのは当たり前、さらに自分が写真を撮ると、相手の表情は目を瞑ってるか半目になってしまうほどシャッターセンスのない私に撮れるのか!?
二言返事でカメラ係のお仕事OKしちゃったけどこれって本当に良かったのか!!!??
と、結構本気で頭を抱えていたんですよ。
「どうやって撮影したら…?」
「一歩進んでジャンプ、また一歩進んでジャンプをして飛んでいるところで繋げれば飛べますよね?」
ああ!なるほど!コマ撮り!考えてみればわかることじゃないか、と思うかと思いますがそれが出てこないほど動揺していたんです。お恥ずかしい。
そこからの段取りはとってもスムーズでした。 先生を上から撮ったり下から撮ったり、時には見下ろすかたちで撮ってみたり…。
NGもなし!場面によってはぶっつけ本番で撮ったところもありました。 コマ撮りも何も問題なく撮影が終了。 先生が一歩進んでジャンプ、を繰り返して教室から退室する様子は、普段の生活では絶対に見られない、あの動画のカメラ係だけが見られた光景だと思っています。
実はあのコマ撮りの編集もお手伝いさせてもらっています。 少し細かい作業ではありましたが楽しかったです。
実はこの間、向井先生から第2弾を考えていますとのお話をいただきました。 前回よりパワーとボリュームがアップした動画になるかもしれません。
またカメラ係できるかな、とひそかに楽しみにしている芦田でした。

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