附属小、中学・高等学校3校の保健室で養護教諭の仕事を学ぶ!
21.02.19
こんにちは!養護教諭コースの小林です。
今年も養護教諭を目指す1年生が保健室見学実習を行いました!
期間は2月4日~2月19日で4人ずつ各校5日間にわたっての実施。
実習先は、本学の附属小学校、附属女子中学校・高等学校、附属取手女子中学校・高等学校の3校です。
養護教諭コースの1年生はまず、「学校保健」や「養護概説」の授業で養護教諭の基礎について学びます。
そして知識を得たうえで実際の現場に足を運び、養護教諭の仕事を深く知るこの実習は「養護教諭になりたい!」という気持ちを強くしてくれるようです。
それもあって、2年生に上がってからの学生は授業に対し、より問題意識をもって臨んでいるように感じます。
この保健室見学実習は、3年次に実施する養護(臨地)実習につなげていく目的もあり、子どもとの関わり方や、子どもの課題等情報収集の仕方、教職員との連携などを学び、児童生徒として利用していた時にはわからなかったことをたくさん発見出来たようです。
その喜びや感動が学生の振り返りから伝わってきます。
これは、朝の健康観察について、具体的な実施の流れや活用の様子などを養護教諭から指導を受け、熱心に聴いている写真です。
この時、食物アレルギーを持つ児童の対応についても教えていただいていました。エピペン®を処方されている子どもたちが増えていますから、とても大切な学びですね。
子どもの“いのち”を守り、子どもの安全・安心を支えることができる養護教諭を目指して、しっかり学んでいきましょう!
こちらは生徒が来室したときの対応や早退時の連絡方法について、教えていただいているところです。
養護教諭には様々な資質や能力が求められますが、判断力もその一つです。
「この生徒には何が必要なのかな?」と瞬時に見極め、適切に対応することで、生徒の心とからだの健康を守っています。
学生もそれを感じ取れたのではないでしょうか。
1年間学んできた養護教諭の仕事を、実際の現場で見て、学んで、空気を感じて、
「やっぱり養護教諭になりたい!!」と思いを強くする学生たちです。
2年生も頑張るぞ!! 今後の成長に期待しています!