心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

毒蝮三太夫先生授業 5回目

20.01.20

こんにちは。助手の武田です。
本日は、客員教授である毒蝮三太夫先生の本年度最後の授業でした。
最後ということで、いつも以上に先生の講義はパワフル。
認知症の高齢者への対応や心構えについて、学生への質問を交えた講義をしてくださいました。

認知症の人に会ったことがあるか?どんな人だった?
学生――「ニコニコしている人でした」

認知症の人が部屋の前で「川が流れているから部屋に入れないの」と言っていたらどうする?という質問では、「船を渡しますかと聞く」「別のところを迂回しようと提案する」「手をつないで一緒に渡ろうと提案する」といった回答がありました。
その中で毒蝮先生は、「認知症の人にとって川が見えていることは真実」「否定してはいけない」と繰り返しおっしゃっていました。


認知症の人とどう接するのかについて、エッセイ「天井から降りくる悲しい雨音」(耕 治人)の内容を学生たちに伝え、寄り添い否定しないことの大切さをかみしめるように教えていただきました。

授業の最後には、命とは何かというお話をされていました。
毒蝮先生は、命とは時間であり、福祉を学ぶ人がこれからするのは(するべきなのは)自分の時間を他人のために使うことであるとおっしゃっていました。

 

話は変わりますが、前回の授業の様子が収録された番組が放送されます。
2月1日(土)7:30~
TBSテレビ「サワコの朝」にて放送予定です。

 

毒蝮先生、本年度の授業、ありがとうございました。
来年度もいらしていただけますと嬉しいです。

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