心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

社会福祉学科 介護福祉コース授業紹介 『医療的ケア』

19.07.13

皆さん こんにちは 火星人イシイです。

本日は、介護福祉コースの授業で、介護福祉士の国家受験資格に必須科目となる『医療的ケア』の授業について、紹介します。

介護保険法等一部改正法により、平成27年度以降は、介護福祉士がその業務として喀痰吸引等を行うことが可能となったため、介護福祉士養成施設の養成課程においても、医療的ケア(喀痰吸引等)に関する教育を行う必要があるとされました。そのため、『医療的ケア』という新しい科目ができ、聖徳大学では社会福祉学科介護福祉コースの3年生が授業を受けています。

聖徳大学では、『医療的ケア』をⅠ~Ⅳまでの科目に分け、1年間を通して学んでいきます。現在、学んでいるのは、医療的ケアが法制度化されるまでの歴史的背景や、法律に関すること、また、介護福祉士としての倫理観、喀痰吸引における手技など、多様な内容です。

喀痰吸引では、これまで『生活支援技術』で学んだ【根拠】を明確にすることを意識して、吸引の手技を理解し、安全なケアを利用者に提供できるよう、学生たちは頑張っています。

【介護福祉士】は国家資格であり、大学での学びは、社会に出た時に自信を持ってケアが提供できる人材を育てることでもあります。学生たちは、授業を通して社会と触れ、成長していくので、その成長した姿を楽しみに、今日も授業を担当しています。

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