<ジュニア夢カレッジ2>心理学科教員の河野先生と佐々木先生が「心理カウンセラーの仕事体験」を担当しました。
16.12.13
心理学科HPをご覧いただいている皆様、こんにちは。
本日は、12月11日日曜日に行われた、ジュニア夢カレッジ2~プロから学ぶお仕事体験~「心理カウンセラー」を担当した様子についてご紹介します。
これは大学の生涯学習研究所の主催で東葛地区の小学4年生~中学生を対象に企画されたもので、当日は小学4年生2名、5年生5名、中学2年生2名の合計9名が「心理カウンセラー」に参加してくれました。
午前中には1時間、心理カウンセラー=臨床心理士がどんなところでどんなふうに働いているのかを臨床心理士としての体験も踏まえて説明しました。小学生にもわかるように説明するのは、普段の大学生や大学院生に授業をするよりも難しく戸惑いましたが、子どもたちは真剣に聞いてくれていました。
午後からは心理教育相談所で2時間、職業体験を行いました。まずは面接室で実際の椅子に座って体感してもらったり、大学院生が勉強するための設備を見てもらったりしました。
その後は教員が作った2つのシナリオを使って、カウンセリング体験をしてもらいました。カウンセラー役を含めたそれぞれの配役は、公平にあみだくじで決めました。実際の面接室を使って片方のグループがカウンセリング場面を演じている様子を、もう一方のグループの子どもたちは隣室のモニターで観察しました。どちらのグループも堂々と上手にカウンセリング場面を演じていて、驚きました。
終わってから感想を聞くと、子どもたちはみな緊張したと話してはいましたが、「カウンセリングって難しいと思った」「目を見て話すのは難しかった」「(役で演じた)学校の先生って大変なんだなと思った」などと話してくれました。
その後はプレイルームに移動して、箱庭やボールプールなどを体験してもらいました。
今回、心理カウンセラーの仕事に興味をもって参加してくれた子どもたちにとって、この日の体験が何らかの形で心に残ってくれたらいいなと願っています。