絵本の魅力 ~入院している子どもに絵本を楽しませる秘密~
24.07.05
3年生春学期開講の小児看護学方法論をご紹介します。
この授業では「疾患をもち入院している子どもたちと家族の看護」を学びます。病院を怖いところだと感じている子どもや家族にどのように関わっていくのか、そのアプローチについても学びます。
その中で重要な手法として、絵本があります。
この日、本学教育学部児童学科の松村裕子准教授を迎え、「絵本の世界」について講義を受けました。
松村先生は、絵本や児童文学、昔話の研究をされています。
講義では、絵本の楽しさや秘密について掘り下げ、その後、自分たちの絵本を作成しました。
子どもが興味をもつ文章や色合いなど、様々な工夫を凝らし、読み聞かせ形式で発表しました。
この学びは、9月から始まる小児看護の実習に向け、子どもや家族への看護を考える中でとても有意な時間となりました。