今年度は、新型コロナ感染症拡大のため春学期の実習が延期になり、保健師課程の公衆衛生看護学実習を9月～10月にかけて行っています。実習期間中に、今年4月から千葉県保健所で活躍している卒業生から、保健所の感染症業務について講義を受けました。保健所の保健師が、結核や新型コロナ感染症の対応をどのように行っているか、実践を交え説明してくれました。積極的疫学調査では、患者さんからの聞き取りが難しいという新人ならではの悩みもありますが、先輩保健師のコミュニケーション技術を近くでみながら、日々学んでいるそうです。

保健師課程の4年生は、少し先行く先輩を羨望の目で見つめながら、真剣に講義を聞いていました。1時間半があっという間に過ぎました。

教員は、活躍する卒業生の姿に感銘をうけました。保健所保健師としての基本的な姿勢や、今、自分にできること、できないことを在校生に講義できることは成長の証です。教員は、現在の保健師課程の学生も、先輩たちと同じように苦労を乗り越えると信じています。

聖徳大学看護学部は、保健師教育にも力を入れています。

2019年度　東京特別区保健師（卒業生）が来校し、保健師課程履修生を激励しています（過去の記事はこちら）。

2019年度　保健師課程履修生による「保健師活動（実習）」です（過去の記事はこちら）

2017年度　保険値課程履修生の学内「保健師活動（演習）」です（過去の記事はこちら）

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