卒業生は感染対策の最前線で頑張って!
20.03.10
3月に入り、日本のあちこちでCOVID-19感染症への対策強化が課題となっています。聖徳大学では、入校する人には体温チェックを行い、個人防護策を徹底して感染拡大を防いでいます。2020年2月1日からCOVID-19感染症は指定感染症へと届出方法が変わりました。国の施策が変わるたびに翻弄されるのは現場です。きっと卒業生の皆さんは、ナースとして最前線で頑張っていることでしょう。
卒業生には救命救急センターで働くナースもいます。保菌者と予め分かっていれば決められたルールでケアに当たりますが、保菌者であるかどうかも分からない場合があるのではないでしょうか。常に冷静に、目の前の「発熱のある方」に注意を向け、他に感染が広がらないように注意深く仕事をしていることと思います。卒業生の多くは病棟で勤務するナースです。ナースの家族に発熱がある人が居れば、長期に出勤できなくなります。感染症の医療には特に最新の知識と技術、そして注意が必要になりますね。
卒業生の中には保健所の保健師もいます。保健所の保健師は、施設から感染届の受理を受け、患者調査や相談指導や環境指導、感染者周囲の人たちの健康を確認し支援していることでしょう。
COVID-19感染症は飛沫感染と接触感染が主であるといわれています。①適切な換気、②適切な手洗いによって制御できるはずなのです。現場の卒業生には既にご承知と思いますが、冬場に蔓延するインフルエンザの流行は、1月に入ってその勢いが停滞しています。まさに、今行っている感染予防策が多くの感染予防につながっているのです。
がんばれ!聖徳ナース!!