シリーズコンサート
25.06.13
聖徳学園では「シリーズコンサート」と呼ばれる聖徳だけのコンサートを開催しています。国内外から厳選された多彩な芸術に触れ、一流の表現や本物の美しさを間近で体感できる貴重な機会です。これは、感性を育む「本物教育」の一環であり、多様な価値観を理解する豊かな人間性を育てるとともに、自らの人生をより深く、豊かにする「心」を養います。

先日、語り手の太夫、三味線の演奏、そして人形遣いという三業が一体となって織りなす、日本を代表する伝統芸能「人形浄瑠璃文楽」の鑑賞会が開催されました。演目では、雪の降る中、恋人を救いたい一心で必死に梯子を登る姿が描かれました。三味線の繊細で力強い音色と、人形の細やかで情感あふれる動きが重なり合い、登場人物の切なる思いが心に響きました。


