看護学部・看護学科 │ 聖徳大学

女子的美学 -風しんから身を守ろう-

18.08.31

最近、風しんの流行が取り上げられています。図1は、千葉県内の風しん届出状況です(千葉県感染症情報センター)。

33週(8月13日~8月19日)に県内医療機関から20例の風しんの届出があったそうです。風しんは、風しんウイルスによって起こる急性軽症発疹性疾患で、発しん、リンパ節の腫れ、発熱が三主症状です。しかし、発熱や全身性反応が乏しく感染しても見過ごされることもあり感染拡大の一因となっています。また、妊娠20週頃までの妊婦が罹患すると、風しんウイルスが胎盤を介して胎児に感染し、出生児に「先天性風しん症候群」と総称される障害をもたらすことがあるのです。風しんはワクチン接種によって防ぐことのできる感染症です。自分の身体、そして周りの方々の健康を守るために、ワクチン接種をお勧めします。

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