看護学部・看護学科 │ 聖徳大学

延命治療についてこれからも考えていきます ~学年横断ゼミナール~

18.06.01

ゼミナールの一光景をご紹介しましょう。テーマは「延命治療」でした。

発表者の学生が、自ら選んだテーマです。これを選択した理由は、「近所の人に相談されたので」ということでした。看護学生というだけで、ご近所の方々から頼りにされているようです。これをきっかけにゼミナールのメンバーで深く話し合いを持ちたいと思い発表してくれました。

難しい疑問にも、メンバーは真剣に考え話し合っていきます。このようなテーマは、簡単に答えを出すことはできないけれど、患者さんや家族の思いを大切にしていくことの重要性を確認しました。発表者の学生は、「これからは、看護の授業だけでなくて、哲学とかも学んでいかないといけないんだなと思いました」と感じたそうです。

このフェルメールの絵のように、天秤にのせれば簡単に解決出来るというものではないこと、命の重さ・尊さを感じたゼミナールでした。

                             フェルメール 天秤を持つ女

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