教員紹介
山本 まり子 (Mariko Yamamoto)
音楽学
職 位:教授
学 位:博士(人文科学)
メール:mariyama@wa.seitoku.ac.jp
■主な担当科目
学部
西洋音楽史 /管弦楽史/音楽キャリアデザインⅠ・Ⅲ/音楽家のためのリテラシー/芸術文化論/卒業研究
大学院
前期課程:課題研究(修士論文指導)、音楽文化研究Ⅰ、音楽研究特論Ⅳ
後期課程:音楽特殊研究(博士論文指導)、音楽学研究、文献原典研究
■専門分野
分野:音楽学(18〜20世紀のヨーロッパ音楽、特にドイツ語圏の声楽作品の研究)
研究テーマ:グスタフ・マーラーの作品研究/ロマン主義オペラの研究
■略 歴
国立音楽大学声楽学科卒業後、お茶の水女子大学大学院修士課程(演奏学)修了。同大学院博士課程(音楽学)単位修得満期退学。 DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてハンブルク大学音楽学研究所に留学。博士(人文科学)[お茶の水女子大学]。
お茶の水女子大学非常勤講師、東京学芸大学非常勤講師等を経て、聖徳大学に着任。聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)音楽研究センター長兼務。
早稲田大学総合研究機構 オペラ/音楽劇研究所招聘研究員、運営委員。
NPO法人 日本声楽家協会理事。
日本音楽学会第74回全国大会(2023年11月4・5日/聖徳大学) 実行委員会 副委員長。
「第64回ドイツ語学文学振興会賞」審査員。
国際グスタフ・マーラー協会、日本音楽学会、日本音楽教育学会、日本独文学会 会員。
■最近の主な研究業績
▽著書、論文
2024「聖徳大学所蔵G. マーラーの自筆書簡(1889年)と当時の彼の音楽活動 —ブダペスト着任時の仕事をめぐって—」『音楽文化研究』第23号(単著):161-175.
2022「マーラーの交響曲第9番と「死」をめぐる言説」『音楽文化研究』第21号(単著):165-184.
2019「ドビュッシー歌曲研究の今日的課題 —音楽学と演奏学の接点を探る—」『音楽文化研究』第18号(単著):59-66.
2018「グリム、ベヒシュタインからマーラー《嘆きの歌》へ―伝承文学に基づく創作の出発点―」『聖徳大学研究紀要』第28号(単著):81-88.
2018「《葬礼》から交響曲第2番第1楽章へ至るマーラーの作曲過程と演奏実践におけるテンポの関係―最後の5小節を手掛かりに―」『音楽文化研究』第17号(単著):7-13.
▽曲目解説、対訳
2023年11月「ベルク/7つの初期の歌」「マーラー/交響曲第7番「夜の歌」『札幌交響楽団第657回定期演奏会 プログラム』: 4-7.
2023年11月「ベルク/7つの初期の歌」【歌詞対訳】『札幌交響楽団第657回定期演奏会 プログラム』: 8-10.
2022年4月17日・7月17日「マーラー:リュッケルトによる5つの歌」【歌詞字幕】NHK Eテレ『クラシック音楽館』.
2022年2月「マーラー/子供の不思議な角笛」【歌詞対訳】群馬交響楽団 第575定期演奏会プログラム: 9-12.
2020年6月「マーラー/交響曲 第9番 ニ長調」NHK交響楽団第1944回 定期公演 Aプログラム(公演中止).
2020年1月「マーラー/交響曲第2番 ハ短調「復活」」『フィルハーモニー』92(1): 8-9.
2019年6月「マーラー/こどもの不思議な角笛」「ニルセン/交響曲 第2番 ロ短調 作品16「4つの気質」」NHK交響楽団 『フィルハーモニー』2019年6月号:6-8.
同上【歌詞対訳】「マーラー/こどもの不思議な角笛」同上:9-18.
2018年10月「ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」」「マーラー 交響曲第1番「巨人」」NHK交響楽団 『フィルハーモニー』2018年10月号(第90巻7号):11-13.
2018年5月10日 解説およびプロデュース「ドビュッシーの歌曲創作~演奏曲に寄せて~」 演奏会『-クロード・ドビュッシー没後100年記念-Apparition 出現』.
■ひとこと
音楽学部を目指す方へ:
好きな音楽を4年間徹底的に勉強してみましょう。その中から、自分が本当にやりたいことは一体何なのか見えてくるはずです。
大学院を目指す方へ:
声楽作品の研究を中心に様々な分野の研究指導を行っています。問いを解決するまでの道のりを丁寧に歩んで、人に伝わる論文を書きましょう。
2024年4月1日更新