音楽学部

かがやく卒業生(21):音楽療法を学び、高齢者施設の運営会社に勤務するIさん

21.09.07

皆さん、こんにちは!

今回の卒業生紹介は、音楽学部で音楽療法を専門的に学び、卒業後は高齢者施設を運営する会社に勤務しているIさんです。聞き手は、廣川恵理先生です。

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――Iさん、今日はよろしくお願いします。まず、現在のお仕事について教えてください。

はい。私の勤務先は高齢者介護施設を運営する会社で、今年で入社7年目になりました。入社してからデイサービス、訪問介護、介護付き高齢者住宅で管理者、本社で人事部の仕事を経験しました。

現在は本社の総務部にいるのですが、現場での音楽療法も行っています。また、新しい施設がオープンする際に必ず行われる式典では、先輩方と演奏会を行ったりしています。


<施設で音楽療法を実践するIさん>

――入社してから何年目くらいから音楽療法ができたのですか?

私の場合は入社してからすぐにできました。私は音楽療法がやりたいと面接のときからずっと言っていたので、音楽療法士の先輩がいるエリアに配属になり、すぐに先輩方と一緒に音楽療法セッションに参加させてもらいました。

――いろいろな経験を積んでこられたのですね。お仕事のやりがいは?

もともと介護職として入社したので、最初は介護に慣れることに必死でした。でも、普段から利用者様のことを見ているので、寄り添いながらセッションを行うことができ、そのことも音楽療法に役立てることができるというやりがいがありました。

——なるほど。利用者様の状況や普段の様子がわかっているので、そのことを役立てながら実践ができるということですね。

では、聖徳大学音楽学部で音楽療法を学ぼうと思ったきっかけや理由などがあったらおしえていただけますか?

私は中学生の頃から音楽療法士になると決めていて、音楽療法を専攻できる大学に進学したいと思っていました。ちょうど、音楽療法が学べる、ある大学の付属高校が地元にありましたので、そこに進学しました。

でも、その大学のオープンキャンパスに参加したとき、そこでは音楽療法というよりも音楽教育の色が濃いという印象を受けたため、他の大学を探し始めました。その時に見つけたのが聖徳大学だったんです。聖徳の海外研修やシリーズコンサート、そして一流の先生の下で学べることなどが魅力で、たくさん音楽に携わって音楽を糧にして学びたいと思い、聖徳を選びました。

――そうだったんですね! 大学生活で楽しかったことと大変だったこと、両方あると思うのですが、教えていただけますか?

楽しかったことは、まず海外研修です。モーツァルトやベートーヴェンが過ごした地に行って本場の音楽に触れ、いろいろなものを見て感じることができました。とりわけ、ウィーンのオペラ座で《カルメン》を鑑賞できたのは本当に感激でした。

そういった行事も楽しかった一方、私の学年は本当に賑やかで、個性豊かなメンバーがそろっていたおかげで、その仲間たちと毎日音楽に向き合って音楽漬けの日々が送れたということも、とても楽しかったです。


<在学中の演奏会にて>

――学生生活が充実していたのですね。では、大変だったことは?

やはり音楽療法の実習が一番大変だったと思います。自分たちで一からセッションを作り上げていく過程で、グループ内での衝突もありましたし、実際にやってみないとわからないことが多くて…。

始めの頃は計画したプログラム通りにセッションを進めるということに必死で、クライエントのことを全く見ることができておらず、本当に余裕がなかったなと思います。

――実習が一番大変だったのですね。

はい。でも実習を経験したことで、社会に出て一人でセッションをやるようになっても、ある程度余裕をもってセッションができましたから、経験が役立っていると思います。

また、大学で昭和歌謡などを勉強したことが役立ちました。高齢者施設に就職したのですが、利用者の方からも「若いのによく知っているね」と言っていただき、受け入れてもらいやすかったと思います。

――そうですか。聖徳大学音楽学部で学んで、自分にとってはこんなところが良かった、ということがあったら教えてください。

海外研修やシリーズコンサートなど、たくさんの音楽に触れられるというところは、聖徳の強みであると思います。

社会人になるとどうしても仕事が優先になってしまうため、学生時代のようにどっぷり音楽漬けというわけにはいかず、大学時代にそういう機会があったことが、とても貴重だと感じました。

——忙しい中でも、思う存分音楽を学べたということでしょうか。

そうですね。私は高校までずっとピアノ一筋でしたが、大学では声楽とヴァイオリンのレッスンを受けました。音楽療法を一人でやるときは歌でリードすることもあるので、声楽のレッスンを受けることができたことは本当に良かったと思っています。

――確かに、歌をしっかり歌えることは大切ですよね。

それでは、これから音楽療法を学ぼうとする高校生に対してアドバイスがあったらお願いしたいのですが。

音楽療法をやっていく上では、歌やいろいろな楽器を経験しておくと役立つと思います。それから、音楽は音を楽しむと書きますが、音楽をやっているといろいろな壁に突き当たることも多いと思います。音が苦しいという音楽になることもあると思うんですね。でも、そんな自分を支えてくれるのもやはり音楽だと思うので、本当にたくさんの音楽に触れていってほしいです。

――Iさんご自身も音楽を楽しみ、そして苦しい時に救ってくれるのが音楽だと思っていらっしゃるのですね。

今日はお忙しいところ本当にありがとうございました。また大学に遊びに来てくださいね。

はい。ありがとうございました!

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