音楽学部 │ 聖徳大学

歴史的価値の高い「西川オルガン」が展示されています ~聖徳の本物教育~

21.02.20

皆さん、こんにちは。
聖徳大学の魅力をお伝えする総合情報サイト SEITOKU Finew(聖徳ファインニュー)に、注目のニュースが掲載されました。

「年代物のオルガンで聖徳の本物教育を」明治後半から残る2台のオルガンが聖徳に展示されました。

明治における日本の音楽教育の黎明期に、国産オルガンを最初に製造した西川虎吉。彼が設立した楽器製作所による、いわゆる「西川オルガン」の貴重なオルガンが2台、本学の客員教授である毒蝮三太夫先生*のお力添えにより、日本基督教団 天下茶屋教会から聖徳大学に寄贈されました。

聖徳学園は、独自の人間教育プログラムの一環として「本物教育」を行っています。今回の「本物」の楽器もその一つですね。「本物」を理解しつつ感性を養い、グローバルで多様な芸術文化の価値を受容できるような人間性を磨くことを目的に開催されている「シリーズコンサートも同様です。

テレビやラジオでおなじみの毒蝮先生。社会福祉学科で授業をなさっています。
【関連記事】毒蝮三太夫先生の授業 第一回(社会福祉学科ブログ|2020年10月26日)

この楽器は、リードを鳴らして音を出す仕組みの「リードオルガン」です。ハーモニカやアコーディオンと同様の鳴らし方です。

寄贈された2台のうち1台は、聖徳博物館の入口に展示。

奥に見える楽器は四角いピアノ(スクエアピアノ)です。学校制度ができた明治期に政府がアメリカから輸入した、クナーベ社のピアノ10台のうちの1台です。こちらも文化財として非常に貴重な楽器。学内でも、2014年に教員により演奏会で一般にお披露目されました。

春日保人先生(バリトン/保育科)と鳥井俊之先生(ピアノ/音楽学科)| 2014年11月22日, 香順メディアホールにて 

西川オルガンのもう1台は、川並記念講堂のロビーに展示。

近い将来、西川オルガンの響きを演奏会で皆さんにお聞かせできるのではないでしょうか。期待が高まりますね。

2月21日(日)のオープンキャンパスでは、音楽学部キャンパスツアーでこれらの楽器を見学することができます。

オープンキャンパスにご参加いただき、歴史と伝統の「本物」を皆さんの目でご覧ください。予約受付を継続中です。


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◎お問合せ先:

聖徳大学音楽学部事務室  Tel. 047-703-0111

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