音楽学部 │ 聖徳大学

“海外研修”代替講座レポート(その2)

20.12.23

皆さん、こんにちは。
海外研修の代替講座全4回のレポート、その2をお届けします。

3回目の講座(12月4日)は、舞台をパリに移しました。

ゲストはお二人。
まずお一人目は、音楽文化研究科の修了生で声楽研究室に勤務後、パリに留学されていた友光曜子さんです。友光さんはパリ滞在中、海外研修でやってきた音楽学部生たちと現地で再会、頼りになる先輩ぶりを発揮してくださったのでした。

パリでの生活、アルバイトのこと、食べ物のこと、そしてもちろん音楽のことを、写真とともにご紹介いただきました。

受講した学生たちからは、こんな声が聞かれました。

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「異国の地で果敢に行動し、自分自身を高めていかれた友光さんの姿はとても魅力的で勇気をもらいました。」

「最近のパイプオルガンの授業で「セーヌ川の右岸と左岸で文化や雰囲気が分かれている」と聞いたばかりだったので、タクシーの値段が右岸左岸で異なっているという話には納得しました。」

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お二人目のゲストは、パリ国立高等音楽院に留学中でバイオリニストとして活躍している、本学音楽学部にゆかりの深い原麻里亜さんです。

時差の関係で、実際にオンラインでつなぐことはできませんでしたが、原さんが現地で撮りためた動画を見ながらパリで音楽を学ぶことに思いを馳せました。

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「授業内容や、大学の練習環境、郊外の演奏会のことまで、興味を惹かれるお話ばかりでした。」

「特に、「エリクチュール」のお話が興味深かったです。色々な作曲家のスタイルの中で作曲をするという勉強は、自身の演奏スキルを上げることにも繋がっていそうだなと感じました。」

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そして、4回目の講座(12月11日)には、パリでもウィーンでもどんと来いの北川森央先生(フルート)が満を持して登場。

「オルセー美術館の開館を待つ列に並び、読んでいた本に落ちてきた雨がページを濡らす…その波打ったページはいつまでもあの時のパリ、あの時の自分を思い出させてくれる…」って、詩人ですね、北川先生。

かなりの部分がスイーツのお話でしたが。

ウィーン・パリに行ったらあれをしよう、これも見なくちゃ。楽しみな宿題とわくわくをたくさんもらった学生たちでした。

これで海外研修の代替講座はおしまいですが、受講生はまとめとして、「未来の旅のはじまり」というタイトルでエッセイを書くことになっています。さあ、あなたならどんなプランを立てますか?

【関連記事】“海外研修”代替講座レポート(その1)(2020年12月6日)

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