音楽学部 │ 聖徳大学

音楽の故郷を訪ねて2019~海外研修ウィーン篇①~

19.09.23


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音楽学部3年生の海外研修も5日目を迎え、今日はフランスのパリからオーストリアのウイーンへ。

出発時刻が早かったのですが、搭乗に遅れることもなく無事ウイーンに到着。

ウイーン到着後最初の食事は、マヨネーズで和えたサラダとローストポーク(シュヴァインツブラーテン)。フランスとは異なった味つけですが、こちらもまた美味しかったです。

昼食の後は、ウイーンで活躍した多くの大作曲家たちが眠る中央墓地に向かいました。ここはヨーロッパで2番目に大きな霊園で200ヘクタールあるそう。東京ドーム約43個分になります!

墓地の入口にはお花屋さんがあり、献花のために自主的に買う学生も。

私たちは、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ヨハン・シュトラウス1世・2世など、歴史上の著名な作曲家の埋葬区間(区間32A)に行き、先ほど買ったお花を思い思いの作曲家のお墓や碑に献花してきました。

*左から、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスのお墓その後、バスで20分ほど離れたシューベルトの生家(博物館)へ。

シューベルトはこの家で生まれ、4歳過ぎまで暮らしたと言われています。ここにはシューベルトの愛用のピアノ、ギター、直筆の手紙や楽譜、家族の肖像画などが展示されています。

次は、ウイーン郊外ハイリゲンシュタットにあるベートーヴェン博物館を見学しました。ここは「ハイリゲンシュタット ベートーヴェンの遺書の家」とも呼ばれています。

閑静な住宅街の一角にあり、木製の大きなドアをくぐった先に、ベートーヴェンゆかりの品々が展示されています。

何度も修正の跡が見られる直筆の楽譜、ピアノ、デスマスク、手紙などに加えて、耳の遠くなったベートーヴェンがどうやって音を聴く工夫をしていたかを知る体験コーナーなどもありました。

大作曲家であるベートーヴェンの生きていた証を見ることができ、言葉に表すことができないほどの驚きと感動でした。

博物館を出てからベートーヴェンの散歩道を散策。

ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」はこの地で着想を得たと言われています。この散歩道はその「田園」の第2楽章の標題になっている「小川のほとりの情景」の《小川》に沿って続いています。自然豊かな緑に囲まれ、心身ともに癒された気分。

パリとはまたひと味異なる文化を体験できた、音楽の都ウィーンでの初日レポでした。

*2019年9月24日最終更新

<レポート/引率教員:坂本真理>

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