音楽学部 │ 聖徳大学

授業紹介:合唱(第九)

19.07.11

「第九」といえば・・・・・

そう、ベートーヴェンが作曲した、
交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」

ベートーヴェンのこの作品では、第4楽章で合唱と4名の独唱者が大きな役割を演じます。音楽学部の1年生は、合唱の授業の中でこの作品を扱い、毎年12月にはプロのオーケストラと一緒に、この作品を演奏することになっています。

4月から春日保人先生の指導により、第九を学んでいる1年生。7月に入り、どんな進歩を見せているか、授業をのぞいてみました。

まずは、発声練習から。
体の重心を意識しながら、様々な音域をむらなく歌えるように工夫していきます。

続いて、「第九」の歌詞の発音練習です。
シラーが書いた詩はドイツ語。詩のニュアンスを大切にしながら、演奏に適した抑揚と発音で歌詞を声に出します。

春日先生のお手本に続いて、“Freudeschöner Götterfunken”・・・
みんな、なかなかのものですよ!

さあ、いよいよ本格的な歌へ♬
オーケストラの部分は、久住綾子先生がピアノで演奏します。

春日先生は細かくストップしては、表現上の指示を出していきます。
空間性を意識して、強弱の変化を体で感じたり・・・
みるみる磨かれていきますね。

来週は、学期末試験。ソプラノとアルトの2つのパートのコンビで歌うそうです。
さて、意気込みのほどは?

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ソプラノ・パート
「ロングトーンが大変なので、がんばります!」(Iさん)
「声をしっかり出して、音程に気を付けて練習します」(Sさん)

アルト・パート
「大きな跳躍音程が難しいので、正しく歌えるようにしたいです」(Eさん)
「正しい発声を最後まで保つのがけっこう大変です」(Kさん)

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来週の試験、落ち着いて全力を出し切ってくださいね!

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