「シリーズコンサート」が始まりました! ~舞台芸術の経験を心を財産に~
18.04.24
4月23日の「入門コンサート」を皮切りに、今年度も「聖徳学園シリーズコンサート」が始まりました。午前中から楽器の搬入など、ステージの準備が進められました。
この日は、大学1年生全員が鑑賞するオーケストラのコンサート。日本を代表するオーケストラの東京交響楽団と指揮者の大井剛史さんが、キャンパスライフのスタートを音楽でお祝いしてくれました。
シリーズコンサートは聖徳大学オリジナル教育である「聖徳教育」の一つに位置づけられています。学園の学生・生徒たちは国内外の超一流の舞台芸術に触れることによって、多様な芸術的価値を受容できる感性を磨き、世界の様々な文化へグローバルなまなざしを向けることのできる国際性を育んでいきます。また、鑑賞を通じて洗練されたマナーも身につけていきます。
学生は学科・学年ごとに指定された公演のほか、希望すればどれでも鑑賞することができます。教養豊かな音楽家を目指す音楽学部の学生たちにとってもシリーズコンサートは大きな魅力。4年間のシリーズコンサートの経験はかけがえのない一生の宝物になります。
「入門コンサート」はその名の通り、コンパクトにまとまったプログラムの中に、音楽の醍醐味を味わえる内容がぎっしりと詰まったものでした。例えば、ディズニー音楽のメドレーによってオーケストラの楽器について知識を得たり、中高の時代に聴いたり歌ったりしたことがある、スメタナの《モルダウ》が演奏されたり。
指揮の大井剛史さんは、最近まで音楽学部で教鞭をとっていらっしゃったので、“聖徳レディ” のこともよくご存じ。マイクを手に、1年生にもわかりやすく、そして楽しく曲の説明をしてくださいました。
最後の曲、外山雄三の《管弦楽のためのラプソディ》では、日本の民謡を使ったエネルギッシュなメロディーに、演奏者の皆さんのダイナミックな体の動きにつられて、一緒に上半身をゆすっている学生の姿も。
アンコールには、おなじみの映画『天空の城ラピュタ』の音楽より 「君を乗せて」。オーケストラで聴くラピュタの世界は壮大です。
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終演後、音楽学部の1年生たちからはこんな感想が聞こえてきましたよ。皆さん、興奮が冷めやらぬ様子です。
「CDで聴いたりテレビで観たりするオーケストラの演奏とは違って、奥行きのある響きだったのには驚きました。〈生〉の世界に引き込まれました。」
「力強かったり包み込むようだったり、色々な響きを体で受けとめることができ、感動しました!」
「オーケストラについて、もっと勉強したくなりました!」
そして、学生を代表して指揮者とコンサートマスターに花束を贈呈した学生たちは、《管弦楽のためのラプソディ》の時から舞台の袖に待機。大役を終えると・・・
「舞台の袖はオーケストラのすぐ脇だったので、その迫力たるや半端なくて、仰天しました!」
「コンサートマスターの方に花束をお渡しした時、笑顔で返してくださってとても素敵でした。演奏する人も聴く人も音楽によって癒されるのですね♪」
音楽学部の1年生は今年も、「シリーズコンサート」の一環としてこの日の東京交響楽団とベートーヴェンの「第九」交響曲で共演することになっています。演奏を聴かせてもらったことで、第九合唱の授業に対するモチベーションも大いに上がったようです。
今後も、次のような国内外のトップアーティストが松戸キャンパスに集います!
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