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4年生の教員採用試験選考合格体験談【第1弾】特別支援教育編

24.11.26

4年生の教員採用試験合格率が、90.3%という新記録を達成しました!
これから、合格した皆さんの教員採用試験選考体験談をシリーズでお聞きしていきます。
合格のために努力したこと、工夫したこと、こんな先生を目指したいなど、夢をかなえた皆さんの声をお届けします。楽しみにしてください。
第1弾は、特別支援学校の教員採用試験に合格した2名と特別支援教育コースで小学校の教員採用試験に合格した1名の方にインタビューしています。インタビューアーは、特別支援教育コース主任の太田裕子先生です。

太田先生 本日はお忙しい中、ありがとうございます。まずは自己紹介と合格区分をお願いします
Mさん 小学校教員コースのMです。私は東京都の特別支援学校枠で合格しました。
Kさん 同じく小学校教員コースのKです。私も東京都の特別支援学校枠で合格しました。
Aさん 特別支援教育コースのAです。私は茨城県の小学校枠で合格しました。
太田先生 あらためて合格おめでとうございます。皆さん、それぞれ学んだコースと違う枠で受けられたのですね。そのあたりを伺いたいです。
Mさん 私はもともと院内学級の先生になりたいと思っていました。高校の時に院内学級を知り、そこの先生になりたいと思っていたんです。院内学級は準ずる教育が基本だから、まずは小学校の教育をしっかり学びたいと思って小学校教員コースに入学しました。そして、それにプラスして、特別支援教育を学んだらよいのでは、と思ったのです。

太田先生 特別支援教育への志は前からあったんですね。Aさんはどうですか。
Aさん 私は障害の中でも発達障害に興味があったのです。まずは特別支援教育コースで障害について、しっかり勉強したいと思いました。でも、発達障害の子供は小学校に在籍していますので、採用試験では、小学校を受験しました。小学校の教員をやって、そののち、また、特別支援学校の教員になることもできますし。

太田先生 Kさんはどうですか。
Kさん 私は、大学時代は小学校の先生になろうと思っていたのですが、1年の時に放課後デイサービスで働いて、障害のある子どもたちとの関りもいいなと思いました。言葉は通じないけれど、素直に表現している様子やスタッフの方の関わりを見て、その子どもとスタッフとの関係の温かさにあこがれを感じました。そして、このような教育に関わりたいと思うようになりました。

太田先生 私の立場から見ると、これからはインクルーシブ教育の時代になるから、小学校の中にもたくさんの障害のある子どもたちが入ってくると思うのです。そういう意味では、特別支援教育コースの人が小学校の先生になったり、小学校教員コースの人が特別別支援学校の先生になったりするっていうのは、理想的な形かもしれません。
Aさん 世の中にはまだまだ障害に対する偏見や差別がいっぱいあります。それを取り払わないといけないと思うんです。4年間の大学の学びや大学生活、ボランティア活動などで、それを強く感じました。
Mさん 院内教育については、まだ社会に十分知られていないし。でも、医学の進歩で、これからますます必要になるかもしれないと思います。
Kさん 放課後デイサービスの仕事を経験して思ったのは、学校の中だけでなく、家庭や地域での支援も必要だということです。なので、学校の中だけでなく、広い視野で教育を考えていきたいと思います。

太田先生 素晴らしい志ですね。
 今年3人が一緒に合格したのは、偶然ではないかもしれません。それぞれの学校で働きながら、本当のインクルーシブ教育の実現に努力していってほしいと思います。障害に対する偏見や差別の壁はそう簡単には崩せないと思いますけど、どうか三人で手を取り合って、粘り強く進んでいってほしいと思います。期待しています。本日は本当にありがとうございました。

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