授業紹介 古典文学概論
24.11.20
本授業について―古典文学概論
本授業は、小学校国語教科書に採択されている古典文学教材について、その意義を学び指導方法を工夫する授業です。具体的には、長年採択されている漢文古文の典型教材を扱います。それぞれの教材研究を行いつつ指導計画を作成し、指導方法の学びを構築していきます。本時は、模擬授業テーマは「句会」であり、大学前の公園でも授業を行いました。
本模擬授業のねらい‐模擬授業の作成者学生により
第5学年の「俳句・短歌を作ろう」の授業では、公園へ行き、実際の秋の風景を眺めながら俳句作りを行いました。教室に戻ったあとは、作った俳句を発表したり、クラスの中で素敵だと思った俳句を選んだりしました。特に人気だったのは、「どんぐりが 手からあふれる 思い出と」と「霜焼けに 負けず短パン 元気っ子」でした。この二句は、感情を直接言葉にするのではなく、季語に喜怒哀楽の感情をのせて詠むことができています。このように、自分なりの深みのある俳句を作ることができるような手立てを、現場で働いた時にもできるようにしたいです。そして、自分だけの俳句に焦点を当てるのではなく、友達や他の小学生が作った俳句を読むことにより、語感や言葉のよさに触れることができたり、我が国の言語文化に親しみをもつことができたりするのではないかと思っています。
本授業の学生の様子
現在、俳句作りは小学校3年から教科書会社によっては採用されている。本授業は小学校5年生を対象とし、俳句を用いて身近な生活を読むことを焦点化した。児童の生活に寄り添いながら、情景を読んでみようという模擬授業者の意図に沿い、本受講学生の温かい気持ちが溢れる作品が完成していた。俳句に必要な視点や小学生のモデル俳句の提示方法、一人一人への言葉掛けも工夫されており、現在に活きる古典の良さを体得出来る模擬授業であった。
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