【授業紹介】現職の先生方から学ぶ「教職実践演習」
25.12.24

みなさん、こんにちは!
今回は、4年生の「教職実践演習」の授業の一部をご紹介します。この授業は4年生の秋学期に開講されており、将来、教員になる上での自己の課題を自覚し、必要に応じて不足している知識や技能等を補い、教職生活をより円滑にスタートできるようになることを目的としています。オムニバス形式で行ってきた授業ですが、この日のご担当は石田清彦先生でした。石田先生は聖徳大学大学院教職研究科の児童教育コースのアドバイザーも務められています。そうしたご縁で、今回、千葉県教育委員会から派遣され教職大学院で学ばれている現職教員の先生方に、学校現場の現状についてご講演いただくことになりました。

石田先生による趣旨説明のあと、最初にT先生から、これまでの学校や企業でのご経験に基づくお話がありました。T先生は小学校や特別支援学校で勤務されてきました。学級担任をしていた時の教室の写真なども紹介していただき、学生たちは身を乗り出して見ていました。また、社会人として気を付けるべき3つのポイントも教えていただきました。

続いて、O先生から教師を目指した理由、教師の仕事のよいところや課題、ご自身が作成した学級通信についてのお話を伺いました。学級通信は教師として細かなところに気を配りながら作られていることを学びました。

お二人の先生方からお話を伺った後、質疑応答を行いました。学生からは、「理論と実践の往還を実感することはありますか?」「教師としてどのくらい経験を積めば、自信を持って授業ができるようになりますか?」「学校には校務分掌があり、仕事が大変だと聞き不安です。今何かアドバイスがあったら教えていただきたいです。」といった質問が寄せられました。先生方は一つ一つの質問に対して、時に笑いを交えながら答えてくださいました。授業が終わった後、個別に質問している学生の姿も見られました。

先生方が学校の様子を語る姿から、子どもたちへの思いや教育への情熱が伝わってきました。昨今、教師の仕事は大変だと言われることが少なくありません。しかし、本日のお話を聞き、学校現場の状況は改善されつつあること、そして何より、教職とは子どもたちと関わり多くの達成感や充実感を味わえる仕事であることを実感しました。
学生たちは、いよいよ来年4月から教壇に立ちます。今回「感謝の気持ちが大切。」「チーム学校の時代だから、困ったことがあれば周りの先生方に相談して。」などの具体的なアドバイスをいただき、学生たちは新生活への不安が小さくなったのではないかと思います。相手の気持ちを考え、ポジティブな声かけをすることでその頑張る力を引き出しているところが、プロフェッショナルである教師の熟練の技だと思いました。T先生、O先生、ありがとうございました。

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