特別支援教育コース学生×手話を広める会でサイレント・カフェを企画運営しました!
25.11.12

こんにちは!
今回は、2025年度の聖徳祭で特別支援教育コースの1~4年生が、松戸市を拠点とする「手話を広める会」の皆様とコラボして、企画運営した「サイレント・カフェ」をご紹介します。
サイレント・カフェとは、話し言葉を使用せず、手話や視覚ツールを活用し、静かだけれどにぎやかな空間のカフェのことです。


学生たちは夏から秋にかけて、何度も会議を開催しました。4年生がリーダーシップを発揮しながら、主体的に準備を進めてきました。
2回目の会議には、手話を広める会の皆さんにも参加いただき、どのようなものをテーブルに置くか、どうやって集客するか、お客さんとどんなふうにコミュニケーションをとるかなど、アイディアを出し合い、方向性を決めました。


4年生によるミニ手話講座を通して、手話の練習も頑張り、手話を広める会の皆さんにも手話表現をたくさんご教示いただきました。


そして迎えた当日です。
装飾やコミュニケーションツールの設置、特別支援教育コースを紹介する展示も頑張りました。

提供する商品は、まつど育成会さんのマロン工房、横浜市青葉区のめめ菓子工房の手話クッキーを置かせていただきました。

そして、開店。
どんな風に展開していくかドキドキし、最初は動きもぎこちなかったですが、手話を広める会の方々にもリードいただき、間もなく主体的に関われるようになりました。
気づけば、年齢問わず、たくさんの地域の方にお越しいただき、大盛況となりました。

この食べ物はどうやって表現するの?
「好き」という手話はどうするの?
どんなお仕事をしているの?
学生とお客さんと手話を広める会の方が同じテーブルに座り、指差しや筆談、手話で、コミュニケーションを楽しみました。
じっくりと時間をかけて、自分のことを相手に伝え、相手のことを受け止める、居心地のよい空間をつくることができました。

2日間の聖徳祭のために仕入れさせていただいた、お菓子計290個は、両日ともに完売となりました。
企画にご協力いただいた皆様のお力の大きさを実感しました。
ありがとうございました。
学生たちは、今回たくさんの学びを得て、大きく成長しました。
手話はもちろん、マネージメント力、コミュニケーション力、協働する力・・・色んなことをそれぞれに吸収し、自らの課題を自覚しながら、来年に向けて動き出しています。
聖徳大学教育学科特別支援教育コースは、1年生から4年生までの縦のつながり、地域の横のつながりを大切にして、これからも積極的に色々なことに挑戦していきたいと思います。(文責・北畑彩子)


















