教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

学校現場で活躍する卒業生と繋がり、学ぶ「ようこそ先輩2024」

24.09.02

聖徳大学では、毎年「ようこそ先輩」という、学校現場で活躍する卒業生を招き、在学生と交流する大きなイベントを開催しています。今年の初夏には、25名の教職(小学校教諭、特別支援学校教諭、中学校教諭、養護教諭)に就いている卒業生が来学してくれました。多くの教育学科の学生がこのイベントに参加し、卒業生から学校現場や教員採用試験に関わる体験談を聞きました。

河村久教職実践センター長は、「ようこそ先輩」の趣旨について、次のように説明されました。

「ようこそ先輩では、卒業生同士のつながりを緊密にして、助け合って、現場でよりよい教育ができるようにしていただきたい。ネットワークを強めていくことも目的の一つです。もう一つは、聖徳大学の先輩から後輩へと連連と続いてきた繋がりを、引き続き構築していただきいたい。在学生は、先輩から学び、教員の夢を実現するきっかけにしてください。」

第一部の全体会では、小学校教諭と養護教諭の卒業生代表2名の実践報告がありました。小学校教諭の卒業生は、子どもとの接し方や自らの在り方で大切にしていること、学級経営の取り組み、教員採用試験を乗り越えるコツなどを具体的に紹介してくれました。

そのプレゼンテーションは圧巻でした。さらに、「教員になってよかったと心から思います」と述べて語ってくれた教職の魅力にも、聴衆は引き込まれました。

第二部の教員種別・地区別の情報交換会(分科会)では、4グループに分かれ、在学生から卒業生に様々な質問をしました。在学生の卒業生に向ける熱い真剣な眼差しは、「ようこそ先輩」ならではです。勉強の仕方や日々の仕事に関する在学生らの疑問に丁寧に答えてくれた卒業生たち。将来への見通しをもつことのできた、教育学科の在学生からは、次のような感想が届きました。

○志望する県で活躍する先輩のお話が聞けて良かったです。受験準備の方向性が決まり、教員になる意欲が高まりました。

○全体会で実績報告を聞いてより教員になりたいと思いが強くなり、分科会を通して先輩方に様々なことを聞いたことで不安がなくなりました。

○今の時期に実際に教員採用試験に参加した人の実体験と勉強の仕方を聞けるのはとても有意義で不安な時期に、大きな励みになった。

○先輩方のリアルな話が聞けてよかった。特に今年1年目の先生方はまだ始まってから2ヶ月で初任者ならではの大変さがわかった。大学でやっておくべきことを知れたのがよかった。

○免許を複数とろうとしていたため、大変さを感じていたが、在学中に多くの免許を取得した先輩の大学時代の取り組みを聞き、自分も頑張ろうと思った。

卒業生の皆さん、お忙しい中ありがとうございました!

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