教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

視覚障害の総本山「筑波大学附属視覚特別支援学校」の視察

23.12.26

爽やかな秋空の下、聖徳祭の代休日、特別支援教育コース3年生堀子ゼミのメンバーは護国寺駅2番出口に集合しました。途中電車の遅れがあった人も、ほぼ時間通りには集合し、歩いて6分で筑波大学附属視覚特別支援学校に到着しました。こちらの校長先生は、昨年度まで千葉県立千葉盲学校の校長先生であった青木隆一先生です。

まず、校長室隣の応接室に通していただき、青木校長直々に「視覚障害教育の概要」について講話をいただきました。視覚障害の基礎知識等について学んだり、視覚障害体験グラス3種の体験、視覚障害者用オセロ体験、等学びの多い時間を過ごさせていただきました。

その後、校内の見学。ます、幼稚部朝の会の様子を見学しました。先生方のきめ細やかな指示の出し方や支援の仕方を直接見て感じとることができました。小学部の図工室では、子どもに気に入られ、教室を離れることができなくなる場面もありました。全国の視覚特別支援学校は67校あるうち、100人超えの学校は、本校のみということでした。寄宿舎も全国から集まる学校だけあり、75名の舎生が利用しているとのことで4階建の大きな建物が校舎に隣接して建っていました。  

圧巻なのが資料室です。本校の歴史的資料が展示されていました。ヘレンケラー自筆の手紙や、日本点字の生みの親石川倉治先生の資料等の数々に、興奮しながら写真を撮る姿が見られました。

最後に校長先生にお礼のあいさつをし、その後校舎外の石川倉治先生像の前で記念撮影をし、学校を後にしました。因みに、昼食はMentionというラーメン店でゼミ見学会を閉じました。

(文責:堀子榮)

  

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