一ノ瀬ゼミ ハワイの卒業生とスカイプでクリスマスパーティー
17.12.25
皆さんメリークリスマス!学内の広場には、期間限定で大きなクリスマスツリーが点灯しています。
今回は、インターナショナルな楽しいイベントがひらかれると聞き、取材に行ってきました!
お邪魔したのは、小学校の外国語活動が専門の一ノ瀬喜子教授のゼミです。
一ノ瀬ゼミには、小学校教員養成コース、幼稚園教員や保育士養成のコースの学生たちがいます。
この日はなんと、ハワイ在住の幼稚園教員養成コースの卒業生と、その旦那様(ハワイ出身の方)と一緒に、スカイプで中継をつなぎ、クリスマスパーティーをするとのこと!
まずは“ You can’t speak Japanese today!” ということで「今日は日本語禁止、英語しか話しちゃだめだよ!」とルールを確認。
さて、スカイプでハワイとつながりました!日本は夕方4時半、ハワイは夜の9時半です。
最初に、ハワイの自宅で2人がキッチンに立って、現地でよく食べられるお菓子を、英語で解説しながら作ってくれました。
Chex Riceというシンプルなスナックを使うようです。
フライパンにバターを溶かして、砂糖を入れて、それをChex Riceに入れてあえます。
さらに、なんと、ふりかけ!これをかけて、オーブンで焼いて、完成です。
ビンにまとめて保存して、パーティーなどで食べるそうです。
「甘辛い、あられみたいな味かな?」ハワイの文化に学生たちも興味津々、想像がふくらみます。
今度は、学生たちが用意したお菓子を、ハワイにいる2人に英語で紹介します。
そして、クリスマスパーティーがスタート。
学生たちは、自然と英語を使います。
“Please pass me the cup!(カップをとって)”
“Here you are.(はい、どうぞ)”
“Cheers! Merry Christmas!(カンパイ!メリークリスマス)”
クリスマスプレゼント交換のタイム!音楽を流している間、プレゼントをまわし、音楽が止まったところで手元にあるのが、自分のプレゼントとなります。音楽は、ハワイの2人が選んで流してくれています。
“What did you get?(何をゲットしたの?)”
“This one. Can you see inside of this? There are chocolates and cookies inside!(これです。この中見えますか?チョコレートが中に入ってます)”
“Wow, that’s nice!(お~いいね!)”
“What did you get?(何をゲットしたの?)”
“This one. What is this called in English? Bath…?(これです。英語で何ていうの?お風呂の…)”
“Oh, bath bomb!(あぁ入浴剤!)”
「入浴剤はbath bombっていうんですね!」
その後はスカイプの向こうから、ハワイアンなクリスマスソングが流れ、みんなでそれを歌いながら、和気あいあいとした時間を過ごしていました。
日本とハワイの距離を感じさせない、温かくアットホームな空間でした。
これも遠く離れたハワイにいる相手が、聖徳大学の卒業生だからでしょうか。
一ノ瀬ゼミでは、毎週このようにハワイと中継をつなぎ、日本の文化、ハワイの幼稚園、大学の紹介などテーマを決めて、相互に説明をしたり、意見交換をしたりしています。
この取り組みをすでに6年も続けているそうです。
「これから先生になる学生さんたちは、国際的な視点が必須です。他国の文化を理解し視野を広げ、英語でのコミュニケーション力を身に付けておくと、幼稚園や小学校の現場にいる、外国籍の子どもへの支援や、その保護者との連携がスムーズになります。」と、一ノ瀬先生。
ハワイ在住のこの卒業生は、一ノ瀬ゼミを卒業し、ハワイで幼稚園教員の資格を取得した後、現在、現地の幼稚園で先生をしています。すごいですね。
英語が好き!英語力を強みにした先生になりたい!そんな学生の希望が、国際交流を楽しみながら自然と叶う、素敵なゼミでした。
Merry Christmas!
(児童学部)