教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

ヨーロッパ研修 報告!! 幼稚園教員養成コース③

17.10.30

皆さんこんにちは!
海外研修!!幼稚園教員養成コースの様子の続きです。担当は、前のブログでドイツの様子をお伝えした3年生担任の西園(授業では、図画工作や保育の造形などを指導)が引き続き担当いたします。よろしくお願いします。

今回は、チェコについてお伝えします。
まずは、プラハの幼稚園を見学しました。

学生たちは、日本から持ってきた新聞紙で紙鉄砲をつくって、子どのたちと音をならして楽しんでいました。研修後のレポート(聖徳祭の海外研修発表ブースで展示をします)にはこのときの観察として、子どのたちが、つくる「もの」だけではなく新聞に書かれている「文字」にも興味を示していることを、行動観察から読み取っていました。
子どもたちの様子を読み取る力は、1年次から実施される実習を通して得た経験の積み重ねになります。
状況を読み取ることが自然とできるようになっていることに、担任として感心しました。

 

上の写真は、子どもたちと学生たちによる歌のプレゼント交換の場面です。
学生たちは、「大きな栗の木の下で」を全身を使って全力で表現していました。このような場面で、堂々と全力でできる力は、さすが3年生だなと感心しました。
学生たちは、普段の授業を通して、歌、身体表現、造形、読み聞かせ、幼児理解などをそれぞれの授業で学んでいます。それが、この様な場面になったとき、学んだことが総合されひとつの表現となって形になります。急な場面でもクラス全員の息がピタリと合う能力は、本学で3年間積み上げてきた成果なのだと感じました。

続いては、プラハを散策です。プラハ城からカレル橋まで歩きます。日本にはない色彩や街の形を楽しむ学生の姿がありました。


プラハからチェスキークルムロフへ移動し、チェスキークルムロフ城のなかを散策します。紅葉が始まり、街の色味と合わさり美しいコントラストをつくっていました。山並みに囲まれたチェスキークルムロフの街は、ゆったりとした穏やかな魅力があります。

 

ドイツからチェコに国が変わると、隣の国なのに雰囲気ががらりと変わります。
それぞれの国に、それぞれの歴史があることを肌で感じることができました。

次回もお楽しみに!

(児童学部)

PAGE TOP