施設での実習が終わりました。事後指導で総まとめ
22.05.03
ホイクカの卒業学年の新年度は春休みに行った施設実習の事後指導からはじまります!
今回は二部生の事後指導を紹介します。
◎まずは個人で実習の振り返り
はじめに、自分の実習を振り返ります。たくさんのエピソードがあったと思います。
◎クラスの仲間と体験のシェアリング
次に二組のグループに分かれて自分の経験を伝えあいます。同じ施設で実習をしても、友達の経験を聞くことで、気づかなかった点も見つかります。
◎最後に一人ずつ施設実習の総まとめ発表しました。
一部生はグループの代表者が発表しますが、二部生は全員発表しました。
実習前は施設には身寄りのない子どもが多くいると思っていましたが、7割以上が虐待として保護されて生活していることを知りました。施設内はリビングやテレビ、キッチン、個人の部屋などごく普通の家のような内装で学校のように厳しさがあるような児童養護施設への偏見がなくなり、思っていたより親しみの持つ場所だと見方が変わりました。
私は児童養護施設で実習しました。
最初は無視されてしまったり、暴言を吐かれてしまうことがありました。
ですが、ちょっとしたコミュニケーションから大切にして積極的に関わるようにしたことで距離感を縮めることができました。
個々の特徴を理解し対応することは難しかったのですが、個々に寄り添い向き合い、なにを思っての行動・言動であるのかをまずは考えてから伝える+教えることの大切さを学びました。
私は障害者施設で実習しました。
初めは障害者の方ということで話をしたりといったコミュニケーションはできないと勝手に思っていたけれど、終わってみると思いは変わり、手話や音声を発するひらがなボード、表情などで人に関わりたいという思いがあればいくらでも方法はあり、コミュニケーションは取れるのだなと学ぶことができました。
私も同じ障害者施設で実習を行いました。
実習を通して、支援員の方の一人一人の利用者に合わせた支援方法が印象的でした。
具体的な例を挙げると、筋力の低下した利用者に入浴の際、水の浮力を使いわらべうたに合わせて体を動かすと言ったアプローチがありました。
支援者は常に利用者を見る力、様々な予測をする考える力を備えていかないといけない事が学べました。
私は障がい者支援施設に行きました。
初日から数日、コミュニケーション方法に苦戦し模索していきました。やはり保育現場でも施設でも笑顔で明るく話すことは欠かせない表現だと確信しました。また、名前を呼んでからお話をするコミュニケーションをすることによって利用者の方と心を通わせることができると大きく感じました。人生においても貴重な体験であり、とても喜びに感じました。何事も悔い無く学ぶ姿勢はとっても大切です!!!
発表が終わると、みんなで一人ひとりの発表についてコメントシートを書いて渡しました。
発表してみて気づかなかった点を友達が教えてくれました。
次の実習も頑張ります!!
◎番外編(お休みした人もしっかり再指導を受けました)
コロナの関係・体調不良で本指導をお休みしましたが、しっかり再指導を受けました。
受講した二人は一部生と二部生で初対面でしたが、実習という共通の話題で、たくさん話すことが出来ました!
やはり最後は発表をします。
↑私は障害者施設で実習を行いました。
最初はコミュニケーションの形で戸惑うことが多かったけれど、実習後半になるにつれて、一人ひとりに合った関わりを自分の中で見つけることができてきて、実習を通してコミュニケーションの方法は形様々であることを学びました。
コロナ禍で大変な実習だったかと思いますが、無事に実習を終えたことで次に進めますね。5月の実習に向けて頑張りましょう。残念ながらコロナ感染の関係で実習ができなかった方も夏に向けて頑張りましょう。
担当は檜垣でした。