短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

授業紹介「油粘土で遊ぼう-共同制作-」造形表現

19.11.29

今回は「保育内容・造形表現」の授業紹介です!ホイクカ女子2年生では豊かな体験を通して子どもたちの保育を行うために、いろいろな領域の保育内容について学びます。造形表現は、造形的なものの見方考え方を通して保育を研究します。今回の課題は油粘土で共同制作!幼児が最も日常的に遊ぶ油粘土の指導法について、私たちも体験を通して学びます。

粘土の基本的な技法や幼児への指導法を学んだ後、クラスやグループで共同制作を行います。子どもたちが一人で何かを作るのと、仲間と一緒に話し合いながら作品を作るのとでは、「発想や活動の過程に違いがある」という事を、体験しながら考えてみることがねらいです。

みんなで話し合い、クラスで「水族館」を作ることにしました。テーマが決まったら、今度は、誰が何を作るのか役割分担を決めます。ペンギン舎やイルカのショー、ジンベイザメのいる水槽や小さな魚のいる水槽などを作ることにしました。このグループは、ペンギン舎を作ることに、、、

約100㎏の大量の油粘土を使って制作するのは、私たちでも体力がいりますが、大きな粘土の塊は、たこ糸で作った“粘土切り”を使うと簡単に切ることができます。

真剣な表情、、、1人1人が役割分担で決めたものを制作しています。  

みんなで作ったペンギンを組み合わせて置いていきます。 「ペンギン舎の囲いを作らなくっちゃ、、、」作りながら、話し合いながら進んでいきます。  

このグループはイルカのショーの場面を表現しています。ちゃんと調教員もいます。  

水族館が、どんどん出来上がっていきます。 ペンギン、イルカやカメも! 最後は、みんなで鑑賞会をして活動を振り返ります。  

他のクラスの様子も紹介!このクラスは、グループごとにテーマを決めましたが、食べ物とディズニーが人気です。 鑑賞会は、大盛り上がり!  

粘土制作は、直接手で触れながら造形できる魅力的な教材であると同時に、今回の授業では個人制作、共同制作両方の体験を通して、活動の違いを実感することができました。また、油粘土は、作って遊んだ後は、思い切りよく壊していくことも遊びになるような面白い素材であるとも感じました。

授業担当 北沢昌代

PAGE TOP