短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

アートパークー伝説の子ども魂―を開催しました!②

19.10.11

今年で12回目になるアートパークは例年7月に行われますが、今年は雨天のため9月15日(日)に実施されました。保育科第二部2年生は、「アメ、ひろっちゃおうかな!」というワークショップを実施しました。  

アメの「あ」の字はおしゃれに白い傘にしてあります。ビニール傘をペイントして、甘い飴や空から降ってくる雨など、好きなものをイメージして廃材で作り、傘に吊るしたり、入れたりして遊ぼうというワークショップです。  

傘の魅力に誘われて、大勢の子どもたちが集まりました。学生は子どもの対応に大忙しでした。「絵の具が足りない」「赤どこにあるの」「あっ、黄色の筆を間違えて青のところにいれちゃった」・・・。「ねえ、お姉さん、手に絵の具を付けてペタペタしてもいい?」「面白いね。いいよいいよ、素敵な傘ができるかも・・・」楽しい会話をしながら、じっくりとペインとを楽しんでいました。  

「絵の具、8色あるかな?ここは緑。次、赤と白を混ぜてピンクにして・・・」  

「傘のペインティングを待っている子どもは、こちらでアメを作って待っていてください」 「お母さんも一緒にどうぞ」学生の呼びかけに腰を下ろして、「アメ」作りが始まりました。  

「どんな材料で作るの???」「廃品や残しておいた使えそうな材料で作るのよ」新聞紙、カラービニール、広告、ビニールの傘袋等々・・・このコーナーでは、親子で一緒にじっくり取り組む姿が見られました。学生は、必要に応じて、適当な大きさのビニールを探したり、切ったりと休む暇なしでした。

「ママも一緒に・・・わたし、できるよ。一人でも!」  

あっという間に、雨?アメ?がこんなにいっぱいできました。 食べてしまった(持ち帰った)子どももいます。大事な大事なお土産になりました。 公園の一角が、アメとカラフルな傘に彩られて、まるで「ドリームランド」のようになりました。  

「あった。私の傘。アメも持って帰ろう。お姉さんありがとう。」 「お姉さん、僕の傘乾いたかな?もって帰っていいの?」  

アートパークの終わりの時間が迫ってきましたが、まだまだ大勢の小さな芸術家たちは、真剣そのものでした。お母さんは、終わりの時間を気にしていましたが・・・ 二部の学生たちは、昼間は保育施設で働いている人が多く、子どもたちへの対応は慣れていますが、親と一緒の時は子ども同士でいる時とは違い、お母さんに甘えたり、一緒にいることを楽しんだりしている別の姿を見ることができました。 暑い1日でしたが、先輩方も応援に駆け付けてきてくださり、二部生の絆の強さも感じることができた1日でした。    

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