短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

保育所実習を終えて ~実践からの学び~

21.10.01

2回目の保育所実習を終えたホイクカ女子に実習の感想についてインタビューしました。 コロナ禍においても実習生を受け入れてくださった多くの園に感謝しながら、実習の様子をお伝えします。 今回はTさん、Nさん、Kさんの3名です。  

♥♥ まず楽しかったこと ♥♥

  Tさん:子どもと実際に関われたことです。新型コロナウイルスの影響もあり、 人との関わりが制限されていたため、誰かと触れ合うことが新鮮に感じ、 とても嬉しかったです。      

  Nさん:子どもたちと元気に園庭で走りまわったり お散歩をしたりした ことです。またみんな で縄跳びをしたことです。とても楽しかった です。  

  Kさん:毎日楽しかったです。園の先生方は優しく接してくださる方ばかりでした。 実習は楽しいものだよ、と最初に声を掛けてくださった事もあり、緊張をしな がらも楽しくできました。          

♦♦ 大変だったこと ♦♦

Tさん:実習日誌、部分実習・責任実習の指導案や準備が大変でした。     実習日誌では、自分が目で見たことを文章化することがとても難しかったです。 Nさん:子どもが上手く切り替えが出来るように促すことです。早生まれの子が多いクラスだったので、幼い子が 多く、お片付けや、園庭遊び前等に、次の活動にパッと移ることが出来ず、どうやってやる気を出させる 声がけをしようかと苦労しました。 Kさん:ピアノは初心者のため、ピアノを弾くことが大変でした。朝の歌や帰りの歌、季節の歌など右手だけの練 習をしておくと少し楽かもしれません。

♣♣ 部分実習や一日実習で使用した製作物の紹介をします。♣♣

Tさん:『かみなりどんがやってきた』のペープサートやマラカスの製作をしました。マラカスは、ストローをハサミで 切りコップに入れ2つ繋げ合わせます。    

Nさん:手前4体の動物は、「このパンツは誰のかな?」というクイズで使いました! 子どもたちにも大好評でした。 手遊びの「八百屋のお店」は視覚的に楽しめるようスケッチブックシアターを行いました。 「おおきなかぶ」のペープサートは、自作の音源を作り、「次は誰が出てくるかな?」と 子ども達に問いながら行いました。    

Kさん:「わたがし作り」です。綿を割箸にくっつけて、ポリ袋に入れます。 ポリ袋にペンやシールで装飾をし、輪ゴムで縛り完成です。  

♠♠ 実習全体を通して、学んだこと ♠♠

Tさん:教科書には載っていないことを知ることができ、また学ぶことも沢山ありました。保育教諭は、 子どもの興味・関心に沿った活動を行い、子どもが過ごしやすい環境をその都度整えていました。 改めて保育教諭の方の凄さを実感した実習になりました。 Nさん:安全面の配慮不足点や保育者同士の連携、保護者への対応等について多く学ぶことが出来ました。 Kさん:反省点ばかりで先生方からも助言の方が多かったです。「責任実習は失敗した方が経験になるし、 何より子ども達が嬉しそうにしていたから気を落とさないでね。」と言っていただけたため、前 向きに考えることが出来ました。また、先生方からの助言にはたくさんの考えがあり大変勉強に なりました。   ホイクカ女子は、現場での実践を通して、楽しみながらも失敗したり悩んだりして確実に成長しています。 これからは2年間のまとめの時期に入ります。ますます保育力を磨いていきます。

担当 岸田

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