短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

ドキドキの部分実習 ―「ありがとう」を伝えたい

20.11.24

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いよいよホイクカ女子1年生も最初の実習が始まりました。保育者になるための最初の一歩です。今年は感染症対策のため、マスクは必須となりますが、それでもこうして実習ができ、子どもたちからたくさん学べることが嬉しいですね。 今回はそんな聖徳大学附属幼稚園で行った、ホイクカ女子1年生2名の部分実習の様子をお伝えします。

実習は、子どもと関わりながら、授業で学んだ理論と実際の保育現場を結びつける大切な学びの体験です。その中でも部分実習は、実際に一人の保育者として子どもの前に立ち、発達や環境構成を踏まえた計画のもと行われます。実習中に気づいた事、指導教諭からのアドバイスはすぐにメモをし、子ども一人ひとりの良さや可能性を見つける目を育て、自ら学びを深めていきます。

保育者として、子どもとの信頼関係はとても大切です。10日間の実習も終盤ですので、すっかり慕われ、信頼されているようです。笑顔が溢れていますね!

いよいよ部分実習が始まります。緊張しながらも、ちゃんと笑顔で向き合えています。

今回の部分実習は、絵本の読み聞かせです。今回2人が選んだ絵本は偶然にも同じものでした。   「きみにありがとうのおくりもの」宮野聡子 作・絵

どうしてこの絵本を選んだのか聞いてみました。 「お友達とのおもちゃの貸し借りの場面に遭遇し、貸してもらった幼児の中に“ありがとう”と言う子と言わない子がいることに気づきました。先生も挨拶は自分からするようにと声をかけていたので、それを見て“ありがとう”を言う大切さを伝えたいなと思いました。」 「“ありがとう”という言葉は、子どもでも大人でも大切な言葉。絵本を通して子どもに伝わりやすいかなと思ったからです。」   絵本の読み聞かせを通して、言葉の大切さに気づいてもらいたいという想いがあったんですね。  

読み終わった後には絵本の世界を楽しんだ子どもたちが実習生に駆け寄り、お互いに“ありがとう”という姿がありました。 絵本から2人の想いは子どもに伝わったようです。     「実際に実習を行うことで、教科書だけでは学べないようなことも知識として取り入れられました。充実した実習生活を送ることができ、長いと思っていた実習もあっという間に感じています。幼児と接していて、知識が不足していると感じることが多かったので、これから授業などを通して多くのことを学んでいきたいと思いました。」 「本当に私が実習なんてできるのか不安でした。しかし、先生方が丁寧に指導して下さったおかげで、幼児への援助の仕方などたくさんのことを学ぶことができました。この経験を生かして次の実習に向けてこれから頑張っていきます」   力強い2人の言葉でした!    

担当は春日でした。

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