保育科授業紹介【児童文化Ⅰ~2】ー子どもの笑顔を浮かべて作り、演じるー
19.11.01
保育科授業紹介【児童文化Ⅰ〜2】 2年生の選択科目の一つ、児童文化Ⅰ〜2 この授業では、パネルシアター、手袋で作る人形、紙コップ人形、ペープサートなど、自分たちで作って演じ、発表します。そこにはどんな学び合いと成長があるのでしょうか。 ホイクカ女子が、どのように実践力を高めていくのかを紹介します。 今回は、『パネルシアターを演じるまで』です。
- 製作の過程
楽しい!
何色にしようか
色の付け方、塗り方はどうかな・・・
私の大切な作品! ていねいに、ていねいに!
それぞれ、好きな色で色付けしていく
- 子どもの前で演じられるように練習
◇演じる際に気を付けることは何だろう。 ・演じる人が立つ位置は大事です ・自分の背中を見せないように ・正面の子どもを見て ・絵人形はまっすぐに貼ろう など 先生方から話を聞き、さあ、やってみよう。
笑顔で、表情豊かに演じよう。 大きな声で演じるともっと楽しくなるね!
いいんじゃない? 子どもが見やすいように、絵の出し方も工夫するといいね。
右からも、左からも出てくると面白い! 貼った後のバランスを考えるのも大事 いろいろな作品が完成しました
これは『大きくなーれ』というお話で使う絵です。 さあ、次回は発表。 用紙に発表の仕方を記入しよう。
- 発表
発表の順番や、注意点などが確認されます。
○題名『カレーライス』
カレーには、何が入っているでしょう。 ニンジン・タマネギ・ブタニク・・・・・
歌に合わせて、カレーの具材が紹介され、一つずつ、お鍋の中に入れていきます。まるで、かくれんぼのよう。食べると、力がもりもりわいてくるよ。 「笑顔で表情豊かに演じている」と先生からほめていただき、さらに意欲が高まります。
同じ『カレーライス』の話でも、グループによって具材や、演じ方に違いがあり、それぞれ工夫がみられました。保育科女子は、それを互いに学び合っています。 工夫した点を先生からほめていただき、満足気。 ○題名『この影 だーれ』 いったいこの影はだれでしょうね。 黒い影(形)だけで、わかるのかな?
形は同じなのに、裏返すといろいろな動物になるのです。 パンダ、タヌキ、カエル、ブタ、そして・・・ 想像した動物が出てくると、楽しさが何倍にもなります。 ○題名『ひよこちゃんの散歩』
ひよこちゃんは、散歩をしながら、落ちていた果物を食べてしまいます。すると、体の色が食べた果物の色になってしまうのです。子どもがどきどきしそうですね。
先生からグループごとの講評をいただきました。
表情が良かったですよ。表現力も高まってきました。キノコが入ったカレー、オリジナルな作品になりましたね。工夫があって、演じ方も完璧! 全ての発表が終わって、講評いただきました。
楽器を使って効果音を入れたり、ピアノ伴奏があったり、絵人形にオリジナルなものがあったりと、工夫があってよかったです。リズムや音程もよくなりました。何より、演じる人が楽しんでやること、子どもと一緒に楽しむことが大事です。見る人が見やすいように、それを考えて演じましょう。 3人の先生からそれぞれに助言をいただいて、改善点が見つかりました。もちろん、改善点だけでなく、自分の力を発見したこともあったでしょう。友達と協力することも大事な経験でした。そうでなければこんな笑顔にはなれません。きっと子どもが喜ぶ演じ方ができるようになるでしょう。頑張れ! ホイクカ女子!
-満足感にあふれた学生たちの笑顔-
担当は塚本でした。