「子どものアート研究会」保育所でワークショップ!
18.06.15
「子どものアート研究会」とは、地域の保育者、学生有志で作っている研究会です。アートパークや地域の様々な活動に参加したり、保育園のボランティアや造形的なワークショップを行ったりして、地域の中でアートを通して子どもたちと関わりながら、保育者としての実践的な力を育成することを目的にしています。 今年も、40人のホイクカ女子1年生が参加しました。
まずは、活動に着るチームTシャツ作り。 チームとしての統一感と、一人ひとりの個性も出せるように、手描きで作りました!
初めての「子どものアート研究会」は、7月1日(日)に行われるアートパーク11-パラレルワールド-の準備活動です。一緒に参加する保育園に行き、紙皿を使って「お花」を作ります。 保育園きぼうのつばさ、保育園きぼうのたからに分かれて行きました。
こちらは、保育園きぼうのつばさの様子です。 はじめ、子どもたちが受け入れてくれるか心配で、すごく緊張していました。
「聖徳大学短期大学部保育科の学生です!」と挨拶をしたら、子どもに「よく分からない~~!」と言われ、その場の空気が一気に和みました。
お花の作り方の説明の後、子どもたちは使いたい素材を探します。 一人ひとりがどのような素材を使いたいのか真剣に考えています。 きらきらしたものが好きな子、ふわふわしたものが好きな子、毛糸やテープなど、思い思いの素材を見つけて作り始めます。
「どんなお花を作りたいの?」 「あのね、、、」
「これを貼りたいの、、、」 私達は子どもたちのお手伝い、、、
「オムライスのお花が作りたいの、、、」 「黄色い紙を膨らませるの、どうしたらいいのかな?」 「こんな感じかな?」
子どもの思いが形になっていきました。
次々にお花が完成していきます。 ネットにつけるのは、私たちの出番! 「どこにつけたいの?」 「高いところ!」 「ここかな?」 「うん!そこで良い!!」
キラキラなお花や、カラフルなお花、お顔のついたお花など、子どもたちが好きな素材を選んで、自分の思いに拘って表現しました。お花には、名前やコメントを書いた葉っぱを付けて展示します。
みんなの作品ができたら、鑑賞会です。 代表の子どもが司会をして、発表したい子が手を上げます。 「キラキラのお花を作りました!」 みんなに拍手をされて、嬉しそうでした。 最後に子どもたちと一緒に「青い空に絵を描こう」を歌って、ワークショップは終了。
バイバイタッチでお別れです。 中には、私たちに抱き着いて離れない子どももいて、お別れするのがとってもさみしい気持ちになりました。 「また、遊びに来るからね!」 【感想】 初めてのワークショップに参加した感想をまとめました。 ・最初は、どう話しかけてよいか分からなかったのですが、一緒に作りながら関わることで、仲良くなれてうれしかったです。また、ボランティアに行くのが楽しみになりました。 ・材料選びから一緒にすることで、少しずつ子どもの頭の中で描いていることが分かり、お手伝いすることができました。 ・お花をつくりながら子どもたちと仲良くなれて、最後は名前を聞いてくれたり、膝の上にのってきたりする子もいて、やっぱり子どもはかわいいなと思いました。 ・バイバイするのが悲しかったです。また行って、その子に会った時覚えてくれていたらうれしいです。 短い時間でしたが、私たちは子どもから多くのことを学んだように思います。また、ボランティアに行くのが楽しみになりました。