短期大学部 保育科

保育科授業紹介【教職実践演習】

17.11.03

今回は、「教職実践演習」の授業を紹介します。

この科目の目的は、教員に求められる資質・能力(保育実践力・対人関係能力など)を身に付けることです。もちろん、保育士資格を取る人も同じです。

今回の授業は、実習体験を生かすように組み立てられています。

保育科の2年生は、10月中旬に2週間、幼稚園で教育実習を行います。

実習では、「指導案」が必要になります。

ところで、「指導案」て、何でしょう?

簡単にいうと、子どもたちとどんな活動をするのか、その活動を子どもたちが楽しめるようにするにはどんなことに気を付けたらいいのか、などを考え、それ文字に表したものです。

グループに分かれて年齢・発達を考慮した指導案を作成中。

実習では一人で作成しますが、授業では友達と一緒に考えを出し合って作成しました。

いろいろな考えが出るので、お互いにとても参考になるのです。

・どんな活動をしたら子どもが楽しいかしら?

・子どもたちはどんなことを楽しんでくれるかなあ。

・私は、こんなことしたことがある、と情報交換も。

・教材を持ってきて試してみよう。

・この紙コップを使って・・・・

・うーん、3歳児には、難しいかな・・・・

・どう思う?

・なんかいい考えない?

 

【教員】

・「面白いね」「その考え、いいんじゃない」

・「4歳児の発達から考えると、どうかなあ」「もうちょっと、考えてみようか」

*教員もグループに入って、学生の意見を聞きながらアドバイス。

*この科目には教員が二人おり、学生は深い学びを得ています。

 

【学生のつぶやき】

「気づかなかったな」「そんな考えもあるのか」「私もやってみよう」

 

指導案が完成したら、グループの仲間と模擬保育の開始です。

準備はいいかな。

―翌週の模擬保育―

模擬保育は、三つの役割に分かれて実践。

指導案を書いたグループの学生は保育者役、他の学生は、子ども役と観察者になります。

子ども役は、子どもになったつもりで演じることで、子どもの気持ちがよくわかるようです。子ども側からの意見を出して指導法を考えます。

観察者は、客観的にみることで、保育の良かったところや改善点を見つけることができます。それを皆で共有します。

 

机を片づけて、空間を広くした教室を保育室に見立てて・・・・。

最初に、保育者役の学生がどのように保育を展開するのかを説明します。

子ども役の学生も真ん中に集まっています。

保育者役の学生の動きに合わせ、子ども役も一緒に手遊びをしています。

いかに子どもたちの興味をひきつけるかを考え、笑顔で話し方を工夫しています。

 

別のグループでは・・・

こちらも、いかにして子どもたちの興味を引き付けるか考え、本物の葉っぱを使って話を進めています。

保育者役は先生になったつもりで、子ども役の学生に話しかけます。

子ども役の学生は子どもになったつもりで、どんなふうに動こうかな・・・

 

一方、観察者は・・・・。

真剣に、保育者役と子ども役の言葉を聞き、指導の仕方を見ます。

模擬保育を終えると、皆でディスカッション。

もっと工夫したほうが良いと思うところは?

よかったところもしっかり伝えよう!

 

皆で、考えを出し合い、よりよく改善を目指し意見を出し合います。

教員からも…

教員からのコメントを聞いて再確認したことや新たな気付きをメモに。

学生は、授業で学んだことを生かし、幼児教育実習Ⅱに臨みます。

実習の後には、指導内容の振り返りをします。

学生は、自分自身の力を発見したり、不足の部分を客観的に見つめたりして、それを改善しながら、どんどん、保育実践力を高めていきます。

 

授業を担当している教員も、学生の成長に感動しています。

授業担当者:「塚本美知子」「東川則子」

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