「集まれ千葉の高校生!」二つの授業を体験しました!
17.09.07
皆さんこんにちは!
6月15日(木)は千葉県民の日でした!
千葉の高校の殆どはお休みですが、聖徳大学は通常授業・・・というわけで千葉(他県でもOK)の高校生が児童学部の授業に入って大学生と授業を受けました。
対象は『心理学』と『造形』の二つの分野の授業。
1限目はコンピューター室で、『保育・教育に活かす心理学』のタイトルで「心理学研究法Ⅰ・行動観察法」の授業に参加。東原文子先生が担当です。
この授業は児童心理コースの必修科目です。
3年生と一緒に、母子遊び場面のビデオを15秒毎に止めて、その瞬間の様子をチェックし分析しました。大学生と高校生がコンビを組んで行いました。
児童心理コースは、心理学を学んで先生や保育士になる学生が多いため、みんな画面を真剣に見つめ分析しました。
続いて2限目は児童文化コースの必修科目「造形あそび」に参加しました。
今日の課題は『新聞紙でつなぐんぐん! おもしろ迷路をつくろう』です。
担当は大成哲雄先生です。児童文化コースの1年生とグループになって活動をしました。
実は、この授業の為に1年生が新聞紙を棒状にした「新聞紙スティック」を大量に作って用意していました。大学生も高校生と活動をすることを楽しみにしていました。
図工室の机の配置を変えて、一人が通れる程の通路を用意。そこに新聞紙スティックをつなげたり、組み立てて仕掛けや障害物を作ります。
くぐったり、飛び越えたり、どうやったら面白い迷路になるかグループで相談しながら作って行きます。自分たちが作った仕掛けを喜んでもらえるにはどうしたらいいか・・・みんな真剣です。
このグループは京都の伏見稲荷のような鳥居の形を大量に作っています。大学生と高校生が協力して作ります。
鳥居は出口方向に向かってだんだん低くなっていきます。短い時間で随分沢山作りました!
子どもたちと遊ぶ機会があったら楽しめそうな仕掛けですね。
新聞紙スティックをどう使うかが学びのポイントの一つですが、新聞紙を触っているうちに他の方法が見つかったらどんどんやってみます。
「クマの顔?」「行き止まりにクマがいたら面白い!」色々とアイデアを出しながら楽しい迷路を目指します。
最後は、出来た「おもしろ迷路」を順番に体験して楽しみました。「スタート!」
いつもと違う図工室も楽しみます!
動画を撮りながらの学生も!
次はどんな仕掛けがあるのかドキドキしながら進むのは楽しいです。
この授業では、活動を写真等で記録(ドキュメンテーション)し、理解した事等を文章と合わせて「アートブック」にまとめます。そのノウハウは2年生の「図画工作」に繋がります。
片付けの後は、小学生が行った「新聞紙スティック」の造形活動の様子をスライドで見て、子どもたちの「造形あそび」についても学びました。
今回の「集まれ!千葉の高校生」に参加した高校生の皆さん、大学の授業はいかがでしたか?
みんな真剣に分析したり、作ったり、遊んだり・・・こういった授業をとおして「子どもの専門家」としてのスキルを身につけて行くのが聖徳流です。わずか二つの授業でしたが、学び方は様々であることも理解できたのではないでしょうか?
「今日はとっても楽しかったです! またお会いしましょう!」
(児童学部)