「なんでもいい」では、子どもには届かない
26.09.18

みなさん、こんにちは!
今回は、児童学科で学ぶ「遊び」についてご紹介します! (写真は「3年次ゼミ(菊地ゼミ)」、2年次の「幼児と人間関係」)
「子どもは、遊びをとおして学ぶ」と言われます。だからこそ、保育者は子どもと一緒に楽しめる「遊び」をたくさん知っていることが必要です。
ただし、ここでいう「たくさん知っている」というのは、単に遊びの種類を数多く知っているということではありません。
その遊びには、どのような意味があるのか。
子どものどのような経験や学びにつながるのか。
そこまで理解しておくことが大切です。


遊びの特徴や意味を理解しているからこそ、子どものその日の興味や関心、発達の姿、さらにはその場の状況や環境に応じて、「今日はこの遊びをしてみよう!」と、遊びを柔軟に展開することができるようになります。
「なんでもいいから遊ぼう」、「時間つぶしに、これをしてみよう」、「次の活動まで、これで間をもたせよう」
こうした「なんでもよい」「時間つぶし」「その場しのぎ」といった小手先の遊びは、いわば「子どもだまし」です。表面的な工夫だけで子どもの興味を引こうとしても、子どもの心を本当につかむことはできません。
子どもは、私たちが思っている以上によく見ています。
「先生は本当にこの遊びを楽しんでいるのかな」、「これはおもしろい遊びなのかな」、「自分もやってみたいな」
子どもは、遊びそのものだけでなく、そこにいる大人の姿勢まで感じ取っているものです。
だからこそ、子どもの「審美的な感性」にかなう遊びを展開するためには、保育者自身が遊びを知り、遊びの面白さや奥深さを理解していることが大切なのだと思います。


聖徳大学で学ぶ「遊び」
児童学科では、遊びを実際に体験するだけではなく、その遊びにはどのような意図やねらいがあるのか、子どもの発達とどのように関わるのかといったことまで含めて学ぶことができます。


実際に遊びを体験している学生の皆さんも、とても楽しそうですね。
楽しみながら遊びを知り、その背景にある意味やねらいを考える。
そうした学びを積み重ねることで、目の前の子どもの姿に合わせて遊びを選び、必要に応じて遊びを発展させることのできる保育者へと成長していってほしいと思います。
「遊びをたくさん知っている保育者」から「遊びを真に使いこなせる保育者」へ。
そんな保育者になってくれることを願っています。
(児童学科講師 菊地一晴)
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