教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

現在、医療保育が行われる施設の見学に向けて準備中です!

26.06.18

みなさん、こんにちは!

現在4年生が、医療保育が行われている施設の見学を控えて準備をすすめています。

ここでは、学生たちがどのような施設を見学するか過去の写真も交えて紹介するとともに、現場経験者としての私の願いも書いてみます。

【小児科がある病棟】

小児科の病棟には、風邪をこじらせてしまった子ども、手術のあと回復途中にある子ども、冬に入院したのに夏が近くなっても入院し続けている子どもなど、さまざまな子どもがいます。

保育士は、決して楽しいとは言えない入院生活にあっても、子どもとその家族が少しでも穏やかで潤いのある時間を過ごせるようにつとめること、そして育ちを支えることが役割です。そのために医療従事者とコミュニケーションを図りながら、彼らの療養生活を支えています。

学生には、一人一人の子どもと家族のニーズを捉え、さまざまな職種の人と情報共有しながら子どもの生活を支える保育士の姿を見てきてもらいたいと思っています。

 

【病児・病後児保育施設(病児保育室)】

病児保育室で子どもたちは、具合が悪い、にもかかわらず保護者がいない、しかも知らない人・場所、という、子どもにとってかなりの試練を強いられながら過ごします。一方で保護者も、子どもが辛い時に自分が世話をできないことを辛く感じることが珍しくありません。

そのため保育士は、まず子どもにとっても大人にとっても“安心できる人”でいられるよう心がけています。もちろん子どもは何かしら体調が良くないので、異変をすぐにキャッチできるようにする知識も求められます。

学生には、ヒトもモノも家庭的な雰囲気を感じさせつつ、親子のさまざまな変化を見逃さないすごさを感じてきてもらいたいと思っています。

 

【障がい児(障がい者)が過ごす施設】

医療保育の場では、“重い”障がいのある子どもと接することもあります。ここでいう“重い”は、身体や知能の障がいだけでなく、医療と密接にかかわりながら暮らすことも含まれます。こうした子どもたちは障がいの程度にかかわらず「医療的ケア児」と呼ばれています。

近年、医療的ケア児が保育所等に通うことは増えてきました。今回はこうした子どもたちが保育所等とは別に通うことがある「療育」を行う施設と、大人になられた方が通ったり生活したりする施設に伺う予定です。

障がいのある方たちが穏やかな時間を過ごし、楽しさを感じられるように保育士はつとめています。そうしたことを学生には感じてもらいたいと思っています。

 医療保育の場は保育所など身近なところにもありますが、今回見学させていただくような専門的な場所もあります。その多様さと奥深さも魅力の一つだと思います。

(児童学科 准教授 林 典子)

医療保育コース 医療保育の現場を見学してきました!(2025.9.6)

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