教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

卒業生紹介(43)施設で障害児の支援をしています。

26.07.30

皆さん、こんにちは!

今回は、児童学科保育士養成コースを2年前に卒業し、現在は、社会福祉法人佑啓会ふる里学舎千葉青年寮で、障害児の支援に携わっておられるYさんをご紹介します。

 

児童学科では、毎年、施設実習の事前指導の一環として、実際に施設の現場で働く方を講師にお招きして、施設での生活や保育士の仕事の実際、実習生へのアドバイスなどのご講演をいただく機会を設けているのですが、Yさんは、今年、法人の推薦を受けて、講師として来校してくれました。実際の子どもの事例や動画などを用いた講演は、とても分かりやすかった、実習の不安が解消されたと大好評でした。

インタビューは講演終了後、元担任の上田智子先生が行いました。

 

Q:久しぶりの大学はいかがでしたか?

A:たくさんの思い出がよみがえってきます。実習指導室の方にも覚えていただいていて、嬉しかったですし、学生の皆さんにも、熱心に話を聞いてもらえて、とても光栄でした。

Q:現在の仕事について教えてください。

 

A:現在は、障害児入所施設で、障害を持つ18歳未満の子どもたちの支援を行っています。入所施設なので、朝起こして、着替えをサポートして、学校に送り出して・・と、「お母さん代わり」を務めながら、生活の中で、子ども一人ひとりの将来に向けて、成長の支援をしています。

Q:そもそも障害者支援という進路を選んだきっかけは何だったのでしょうか。

A:現在勤めている法人で、施設実習を行ったことです。障害のある方と関わることに不安もあった実習でしたが、職員の方が、私たち実習生が楽しく実習ができるようサポートしてくれました。そして何より、利用者や子どもたち一人ひとりのことを真剣に考えておられる様子に感銘を受け、自分自身も支援が楽しいと思えるようになりました。

Q:障害のある方への支援で戸惑うことはありませんでしたか?

A:障害についての知識も十分とは言えませんでしたし、どう関わっていいのか、どこまで支援したらいいのか、戸惑うことは多くありました。今も試行錯誤ではありますが、障害の有無や障害特性よりも、一人の人間であるということを大事にして考えると、それほど難しいことではないと思えるようになりました。

 

Q:大学にいるときに比べて見違えるほど成長しているように見えますが、何がYさんをそれほど成長させたのでしょうか。

A:一緒に働く職場の皆さんが自分を成長させてくれたと感じています。法人の方針に「体験と感動が可能性を育む」というものがあり、子どもや利用者だけでなく、職員にもたくさんのことを経験させてくれています。

Q:聖徳大学での学びは現在の仕事にどのように役立っていますか?

A:体験を通じた学びはやはり鮮明に記憶に残るので、遊びに関する体験的な学びは今に生きていると感じます。後輩の実習生が来ても、聖徳の学生さんは遊びのレパートリーが違うねと言われます。

 

Q:仕事のやりがいと今後の目標を教えてください。 

今は子どもの施設にいるので、何といっても子どもの成長が仕事のやりがいです。できなかったことができるようになると、自分のことのように自慢したくなります。そんなふうに誰かの成長を見届けられることが仕事のやりがいにつながっています。これからもさまざまな経験をして、もっともっと成長していきたいです。

「まだまだ上を目指したい」と、学び続け、成長し続けることへの向上心を隠さないYさん。一回りも二回りも大きく成長した姿にまた会いたいです!

(児童学科 准教授 上田智子)

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