施設保育士と施設実習
25.12.17

皆さん、こんにちは!
保育士というと、保育園の先生をイメージする人も多いと思いますが、正確に言うと、保育士は児童福祉の専門職。(↑写真はふる里学舎に就職した児童学科卒業生)
児童養護施設や乳児院、障害児入所施設や児童発達支援センターといった、さまざまな児童福祉施設にも、保育士の活躍の場はあります。
そのため、保育士の養成課程では、保育所に加えて、児童福祉施設での実習が義務付けられています。
家庭養育が困難な、厳しい環境の子どもたち、障害のある子どもたちなど、さまざまな生きづらさを抱えた子どもたちとどう関わればいいのか、最初はとまどう学生も多いですが、実習を終えると、ほとんどの学生が「楽しかった」と振り返ります。
生活まるごとの支援のやりがいや、施設をとりまく温かな雰囲気に接して、施設保育士という進路を考え始める学生も少なくありません。
実際に、実習をきっかけに、それまで全く考えていなかった施設への就職を果たした学生も多くいます。


ふる里学舎という障害児・障害者の支援施設の保育士となった卒業生が、施設実習のオリエンテーションでゲストティーチャーを務めてくれたこともあります。(↑写真はゲストティーチャーをつとめたふる里学舎勤務の卒業生と職員の方)
そして、たとえ、施設への就職につながらなくても、一人ひとりに合わせた支援、生活を通じた支援、自立に向けた支援などなど、保育所保育に生かせる学びはたくさんあります。
今まで関わったことのない世界との出会い、宿泊中心の実習の形態なども、学生たちを大きく成長させてくれます。
今年もたくさんの学生が、施設実習を通して、大きな成長を遂げました。
そうした様子を見るのも、保育士養成に携わる者の醍醐味の1つでもあります。
(児童学科 准教授 上田智子)
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