短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

「聖徳大学短期大学部国語国文学会会報」第一~四号の抜刷

25.08.17

《お知らせ》
 総合文化学科 図書館司書・ITコースの図書館司書資格課程を履修する学生は「聖徳大学短期大学部国語国文学会」にも所属しています。学生は総合文化学科の雑誌『九十九段』だけでなく、本学会の研究雑誌『文学研究』にも研究成果を示すことができます。
 2025年3月刊行の『文学研究』第36号は、「碁石雅利教授 古稀記念号」でした。この『文学研究』は毎年刊行していますが、一時期財政難で隔年での刊行になったことがあります。その間、冊子の代わりに会報(B5判)を発行していました。会員限定で配付しましたので、広くは知られていません。第四号まで出した後、『文学研究』を再び毎年刊行することにしました。

『文学研究』第36号


 学会が誕生して以降、会長や学科長が何度か変わっただけでなく、退職になった先生方や逝去なさった先生もいらっしゃり、会報の元データはもうありません。とは言え、会報をこのまま埋もれさせてしまうのは非常に残念なので、この度、スキャンして抜刷を作りました。目次は下記の通りです。

第一号(平成18年3月)
 聖徳大学短期大学部・国語国文学会「会報」発刊にあたって  古橋恒夫
 人の「縁」と事の「運」  高橋光男
 「おくのほそ道」三大名句  花輪茂道
 『源氏物語』総角巻の「半なる偈」  正道寺康子
 彙報

第二号(平成20年3月)
 文芸、編集そして図書―作家、菊池寛の生涯と業績にちなんで―  古橋恒夫
 「累ヶ淵」の想定検証―朝日新聞掲載への疑問―  高橋光男
 高木広正公と松龍寺  花輪茂道
 アシモは太郎冠者だ!  碁石雅利
 『源氏物語』―明石入道、最後の消息から  正道寺康子
 【卒業研究要旨】南総里見八犬伝の文体的特徴  横山ゆきえ
 彙報

第三号(平成22年3月)
 木鶏  碁石雅利
 万葉集の歌 大川五兵衛
 太宰治と日本古典文学  古橋恒夫
 『うつほ物語』の忠こそと『琴操』「履霜操」  正道寺康子
【卒業研究発表要旨】
 八坂祭の現代的意義  平野友紀
 中国の行事食―『荊楚歳時記』を中心に―  村木かおり
 彙報

第四号(平成24年3月)
 明治人の気質  碁石雅利
 書かれざる一篇―中島敦の幻の小説「崑崙奴」をめぐる断想―  坂口三樹
 大切な花  正道寺康子
 狼少年の嘘と真実―リスク報道における蓋然性と報道萎縮―  野中博史
 【絵本の紹介】
 なかだえり著『奇跡の一本松 大津波をのりこえて』  正道寺康子
 【卒業研究発表要旨】
 時代と笑い―笑いを求める時代とは何― 奈良亜衣
 国字についての一考察  近藤彩夏
 彙報

短期大学部国語国文学会会報

 財政難の時も、諸先生方や学生が研究成果を発表してきたことを誇りに思っています。会報を読んでみたいと思われたかたは、学会までご一報ください。一部さしあげます。(現会長より)

*学会員以外で、『文学研究』第36号や「会報」の抜刷を希望されるかたは、学会事務局(shodoji☆wa.seitoku.ac.jp ☆を@に変更して送信)までご連絡ください。


※seitoku.soubun のインスタで授業や活動の最新情報を紹介しています。ぜひご覧ください!

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