短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】「被服整理学実験」

25.06.04


こんにちは
6月に入り関東地方は梅雨入りも間近となりました。
紫陽花の花が咲き始めましたね\(^o^)/
雨模様で肌寒い日が続いたり、晴れて夏日になったりと目まぐるしく変わります。
体調管理にお気をつけください。

今回はファッション・造形デザインコースの「被服整理学実験」をご紹介します。
この授業は2年生が履修しています。
洗剤の特性や衣服管理など実生活でとても役に立つ科目です。
先日はシミ抜き実験を行いました!

実験の1週間前にシミをつけて準備しておきます。
同じシミを当日にもつけ、1週間前のシミと当日のシミを同じ条件でしみ抜き処理をします。
汚れの落とし方や処理をし続けていくうちにどんどんきれいになっていく様子を体験します。

シミの種類は大きく分けて3種類。
水溶性、油性、筆記具です。
それぞれのシミの種類によって、処理する洗剤(溶剤)は変わります。
シミに直接溶剤をつけ、白布の上で汚れ部分を歯ブラシで叩きます。
汚れを下に引いた白布に移らせてシミ汚れを落としていきます。
実験室には「トントン」と歯ブラシで叩く音が響いていました。

水溶性のシミ、コーヒー、ジュース、ソース、しょうゆ等は比較的簡単にシミは落ちます。
油性のシミではマヨネーズやハンドクリームは落ちますが、口紅やクレヨンなどは手ごわいです。
筆記具(マジック、墨汁、朱肉、インキ)は薄くはなるけど、完全には落ちませんでした。

汚れは「付けたらすぐに落とす」が鉄則です。
日にちが経つにつれてどんどん落ちにくくなり、カビの発生や虫食いなどの原因にもなります。
汚れたまま保管をしていて、着ようと思ってタンスから出したら(>_<)! ともなりかねません。
お気に入りの洋服はいつもきれいな状態で着用したいですね♪


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