短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】製パン実習Ⅰ・Ⅱ

25.04.24

ブログをご覧の皆様こんにちは。

今回はフードマネジメントコース2年生の授業、「製パン実習Ⅰ・Ⅱ」の授業風景をお届けします。

はじめは基本の丸いテーブルロールからはじまり、日本の代表的なパン(菓子パン、食パン、コッペパンなど)を学び、だんだんとフランスやドイツ、イタリアのパンなど様々な種類のパンを学んでいきます。製菓専攻の学生は必修、調理専攻の学生は選択となっていますが今年は全員受講しています。

生地を作って発酵をとっているあいだは、前に集まって製パンについての理論を学びます。材料についてはもちろん、歴史や時代における配合の変化、現場のお話など様々です。

今回はあんぱん・クリームパン・メロンパンの3種類の菓子パンを作っていく様子を写真とともにご紹介します。

クリームパンは昨年の製菓実習で学んだことを活かし、カスタードも学生自身で手作りしています。こちらは、食べた時になめらかで口どけがよくなるように裏ごしをしているところです。

包餡の作業では、クリームパンもあんぱんも、生地の量に対してクリームや餡の量が多いリッチな配合で、はじめは少し苦戦していました。特にカスタードクリームは生地の端まで付いてしまうとくっつかなくなってしまうため注意が必要です。

あんぱんの二次発酵が終わったら、黒ごまをつけていきます。先生が見本として麺棒の端に卵液をつけ黒ごまをスタンプしていく様子です。一気にあんぱんらしくなりますね。

クリームパンの仕上げは割れていないきれいなスライスアーモンドを選んで3枚ずつ放射状につけていきます。長い物や小さいもの、いろんな大きさがあるのでバランスをみながらつけていきます。

メロンパンは表面がバター主体のクッキー生地&パールシュガーで、湿度がたっぷりの発酵機には入れずに室温で発酵させてから焼いていきます(溶けてズルズルになるのを防ぐためです)。

製菓実習室には40×60cmの天板が4枚ずつ入るオーブンが2台ありますが、パンの生地は間隔をおいて並べるのと、1人あたりの作る量も多いため、一回の授業で大体3~5回転くらい出し入れしています。今回もたくさんのパンが焼きあがりました!

最後に焼き上がりの目安や成形などについて総評をいただき終了です♪


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