【授業紹介】図書館情報技術論における図書館見学2024
25.03.12
こんにちは!
本日は今年度に開講された「図書館情報技術論」の授業紹介です。
図書館情報技術論、とは図書館内で使われる情報技術を学ぶ科目となっています。
図書館では本を整理して管理するためのデータベースや、自宅から図書館にアクセスして蔵書検索をするためのネットワークなど様々な情報技術が活用されております。
コンピュータの基礎からネットワーク、データベース、実際に使用されている業務システムまで多面的に学びます。
最近だと図書館がSNSを利用して情報発信する例や、3Dプリンター等をおいて図書館利用者に提供するメイカースペース、自動貸出機や返却機など次々と新しい技術の応用が見られます。
生成AIを蔵書検索やレファレンスサービスなど図書館業務に活かす試みも盛んです。
今や、図書館と情報技術は切ってもきれない間柄といえるんですね。
さて、本科目では図書館での情報技術の実際を知るために、大学図書館の現役司書さんにご協力いただき、図書館の裏側を見学する機会があります。
司書さんが講師となって図書館における情報技術やシステムを紹介してくれます。
本ブログでは今年度実施した際の写真を用いてその一部をご紹介いたします。
まずはこの1枚。

図書館の入り口には図書の盗難を防ぐためのシステムがあります。
入館した利用者の人数や時間帯等を把握することで統計的データを出し、今後の運営にも活かしていきます。

自動貸出機も中身に踏み込んで説明がなされました。
普段なかなか見ることはないですよね。
続いてカウンター内に入って説明が続きます。

普段は利用者は入れないカウンターに入って説明を聞きます。
本を借りるときにバーコードを読み込みますが、実際に操作してみることもできました。
聖徳大学の附属図書館では実に50万冊もの資料を所蔵しておりますが、これら全てが開架書架にあるわけではありません。
普段は利用者が立ち入れない書庫に保存されているのです。
聖徳大学の附属図書館には自動書庫が導入されており、利用者が端末からリクエストをすると閉架書庫から目的の本が入ったコンテナをカウンター裏まで届けてくれる仕組みになっています。
コンテナが動いているところも見ることができました。

実際にコンテナが置かれているスペースも見学できました。

こうしてみると圧巻ですね。
普段はなかなか見ることのできない図書館の裏側に潜入し見学することで、深く理解をすることができます。
毎年恒例として図書館側にご協力いただいていますので、これから入学するみなさんもぜひ楽しみにしていてください。